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2023/12/10:フリーペーパーvol.93発刊!

冬に注意!冷えによる「寒冷じんましん」どう対策する?

私の住む鹿児島は、11月半ばとは思えない暖かさが続いていますが、この時期はなにかと皮膚のお悩みが増える方も多い事でしょう。しもやけ・あかぎれなどの肌トラブルは定番ですが、皮膚が冷える事が原因で起こる蕁麻疹「寒冷蕁麻疹」に悩まされているという方も多いのだそうです。

まず、その原因とは何なのでしょうか?それは、皮膚の温度が急に冷える事。「寒冷蕁麻疹」が起こるメカニズムは、皮膚の下の血管周辺にある肥満細胞(マスト細胞とも呼ばれる)が急激な温度の変化により刺激を受け、免疫機能が働いてヒスタミンという化学物質が放出される事によるのだそうです。

https://twitter.com/GumimonTV/status/798748785316724737

体温よりも低い物質に触れたり、温められた皮膚が急に冷やされたりする事で起こりやすくなります。

他にも、寒冷蕁麻疹はこのような時に症状が現れやすいようです。

  • 冬の朝、素足で冷たいフローリングを歩いた時に足に出る
  • 外に出て寒い風に当たった時。顔に出る
  • お風呂で体が温まった後、脱衣所の寒さに触れた時に出る
  • 運動して汗をかいた直後、寒い風に当たって体温が低下した時に出る
  • 夏に暑い外出先から戻り、エアコンの冷気に当たった時に出る
  • プールサイドで日光浴後、冷たいプールに飛び込んだ時に出る
  • 冷たいものを食べた時に出る

冬場に起こるケースが多いですが、夏場になる事もあるのだとか。また、寒冷蕁麻疹はなりやすいタイプという人もいるそうです。

  • 寒がりという自覚がある
  • 鳥肌が立ちやすい
  • 寒くなると厚着と周囲から言われる
  • 厚着のために冬場でも汗をかく

あてはまる項目はありましたか?

寒冷蕁麻疹は、悪化するとアナフィラキシーショックと同じ反応になると言われており、もし全身に広がれば救命救急措置が必要な事態になります。

寒冷蕁麻疹を起こした時は、寒冷刺激を取り去る事が重要。体を温める事につきるといいます。

屋外で起こした場合は、とにかく温かい建物の中に入り、入浴後に脱衣所で起きた場合は、ホテルなどにあるようなガウンを使って体温低下を防ぐといいのだそうです。

寒冷蕁麻疹は寒冷刺激がなくなれば、消えるのが普通です。対策としては、寒くないように着込む、という方も多いようですが、急激な温度差を避けるというのも対策の一つになるようです。

冬には何かとつきものの肌トラブル、

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