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増える「子ども食堂」。その背景に広がる子どもの貧困率

先日、出かけた際に1枚のポスターに目が止まりました。

子ども食堂のご案内

最初は食育の一環で子どもたちが食堂をつくったのかな?と思いましたが、違いました。
そのポスターには、高校生までの子どもは無料でひとりでも入れること、宿題を持ってきてもいいことなどが書かれていました。

子ども食堂は、経済的な事情などで満足な食事ができない子どもや、共働きやひとり親家庭のため、1人で食事をする子どもに料理を提供する民間主導の取り組み。

こうした活動は以前からありますが、2012年から「子ども食堂」という名前が使われ始め、いまは全国で3000ヶ所が開設されているそうです。


また、厚生労働省が発表した2012年の「子どもの相対的貧困率」は過去最悪の16.3%、6人に1人が「子どもの貧困」状態にあるとのことです。

調べてみると、鹿児島の貧困率は全国的にワースト3位。
医療費については小学生以下の保護者の約74%が「子どもの受診時に経済的負担を感じた」と回答しているそうです。

6月にオープンした鹿児島市の「かごしま森の子ども食堂」は、県内の草分け的な存在だ。予約不要で子どもと保護者が一緒に参加でき、月2回の開催時は毎回80人程度が食卓を囲む。8月以降は月1回、子どもたちに宿題を教えたり、絵本の読み聞かせをしたり、学習支援も始めている。

先日、野菜の価格が高騰したことで一時的に給食を廃止した三重県のニュースが話題になっていました。
その一方で朝食を食べずに学校へ来る子給食だけがきちんとした食事だという子のニュースも見ます。

かごしま森の子ども食堂の運営に携わる鹿児島大の斎藤美保子准教授は「夜間に繁華街で働く母親向けの託児機能がある食堂があってもいい。理念を持ち、それぞれのコミュニティーで活動が根付いていけばいい」と話している。

きちんと食事をとることは身体的な成長に必要なことはもちろん、精神的な安定にもつながります。
周りの環境に関わらず、子どもたちが安心して食事が出来、なにかあったらここに来ようと思える場所が増えることを願わずにいられません。

そして子どものみならず、大人も安心して未来へ向かえる手立てを考えていかなければならないでしょう。

 

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/286263

via:西日本新聞

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