ダウン症のモデルがいる?
ネットサーフィンをしていると衝撃的なニュースが飛び込んできた。それはダウン症のモデルがいるという情報だった。そのモデルの名前は斎藤菜桜さん。現在、2004年生まれの、二十歳の女の子だ。Twitterでダウン症がトレンド入りしていたとき、私はためらう自分がいた。
障害がトレンド入りしているときは誹謗中傷も多く、たいがいネガティブなことしか書かれていないだろう、と一方的に思っていた。しかし、勇気を持ってタップしてみるとダウン症でモデルとして活動している菜桜さんの華麗な活躍が映し出されていたのだった。
お母さまの葛藤の日々
良かったら読んでください☺️#ダウン症 #ダウン症モデル#菜桜
ダウン症モデル・菜桜さん 悲願だったパリのランウェイへ 母娘で目指す「4大コレクション」 https://t.co/XyvMnhCWze
— NAO (@nao_Angel_smile) February 9, 2024
菜桜さんのモデルとしての持ち味はその可憐な少女らしい屈託のない笑顔と日々絶え間なく訓練して培った体型だ。ダウン症は薬の副作用などの影響で太りやすく、体型維持に運動は欠かせない。菜桜さんは日々、モデルとしてのウオーキングや運動をして体型維持に努力を怠らないという。
お母さまの由美さんは菜桜さんが生まれた当初、ダウン症がゆえに『もし、普通の子だったら』と思い悩む日々があったそうだが現在は菜桜さんの活躍に日々謳歌し、その苦しみを乗り越えることとなる。
インスタグラムのフォロワー数、6万3000人超えの菜桜さんの活躍
仕事をしているところって中々見ることがない…
今日はなんと久しぶりに見る機会が☺️
もちろん私も見てるから真面目にはやってたけどね😅
スタッフさん達がいつも温かく見守って指導してくれて感謝しかないです。
菜桜の大好きな職場✨✨✨#ダウン症 #就労継続支援B型 pic.twitter.com/bz0JiRu174— NAO (@nao_Angel_smile) February 23, 2024
菜桜さんがモデルとして活動し始めたのは9歳の時だった。日本ダウン症協会が開いたファッションショーに飛び入りで参加し、好評だった。
菜桜さんは40回以上手術を繰り返し、大人になった今でも3カ月に一度手術をしている。元々、食が細く、あまりたくさん食べられないため、その体質がモデルとしての体型意地に繋がっているとお母さまはいう。国内ではあの東京ガールズコレクションのランウェイを歩くまでになった。
東京ガールズコレクションのランウェイを歩くなんてすごくないですか? あまりファッションを詳しくない私でも東京ガールズコレクションの存在が如何にすごいのか、知っている。
ちなみに菜桜さんのインスタグラムのフォロワー数は6万3000人を超えている。
これから、パリコレにも参加する菜桜さん
先日 パリコレの衣装フィッティングのため北九州へ‼️
ずっと行きたかった門司港を案内してもらいました✨✨✨素敵だったぁ✨
日本には素敵なところたくさんあるんだろうなぁ〜☺️
沖縄、北海道とか行ってみたいな〜
うん、でも無理だね😅
YouTubeで行ったつもり旅行しよ👍#ダウン症 #ダウン症モデル pic.twitter.com/k2A9FR1Geo— NAO (@nao_Angel_smile) February 20, 2024
インフルエンサーの菜桜さんに感心するしかない。菜桜さんは特別支援学校を卒業後、現在はB型作業所に通所しながらモデル活動を続けている。菜桜さんは何と今年の3月にあのパリコレに参加することが決まった。
渡航費などはグランドファンディングなどで募り、晴れてパリコレデビューを果たすという。
菜桜さん以外にもダウン症でモデル活動をしている人は海外にもいる。ダウン症で史上二人目になるニューヨークランウェイを歩いた、オーストリア出身のマデリン・スチュアートさんなど海外にもいる。
菜桜さんの活躍にこれからも拍手を送りたい。