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フィンランド語とは – フィンランド語の特徴

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いろいろな特徴のあるフィンランド語

皆さんは、フィンランド語をご存知でしょうか?

フィンランドは、北ヨーロッパにあるノルウェーやスウェーデン・ロシアに挟まれた共和政国家で、主にフィンランド語やスウェーデン語が使われています。

日本ではムーミンやサウナがよく知られていて自然が豊かでオーロラや多くの湖がある事でも有名です。

そこで今回、フィンランド語についてのご紹介をしたいと思います。

いろいろな地域で使われているフィンランド語

フィンランド語は、主に北欧のフィンランドで話されている言語です。他の地域としては、EU、北欧理事会での公用語や、エストニア、ロシア連邦イングリア、ロシア連邦カレリア共和国、ノルウェー、トルネ谷など、全体の話者数はおよそ500万人となりました。

スウェーデン、ロシア、ノルウェー、カレリア共和国では少数言語として承認されており、別名「スオミ語」や「フィン語」と呼ばれています。スオミとはフィンランド語で「フィンランド」を意味する単語です。

語族

フィンランド語は、北欧の少数民族のサーミ語と同じ分類の言語で、ウラル語族の膠着語に分類されています。近い言語と言えば有名なハンガリー語ですね。

英語のようなゲルマン語派、フランス語のようなロマンス諸語とは、また違う所があります。ヨーロッパの言語でよくある単語が変化して表すような仕組みとはまた違い、単語の前や後ろに接辞がついて意味を表すものとなっております。

日本語も膠着語なので、この点では英語より日本語に近いかもしれません。日本語に入って来たフィンランド語の単語としては、有名なものに「Sauna(サウナ)」があります。

方言も「西方言」や「東方言」と二つに大きく分けられており、この二つの方言からさらに細かく分類されていきました。

フィンランド語の歴史

フィンランド語の文献は16世紀に初めて現れましたが、言語自体は紀元前12世紀頃にはもう存在していたと考えられています。

その頃は、貴族などの上流階級はスウェーデン語を話し、教会などの宗教活動の場ではラテン語が使われ、フィンランド語は農民の間でのみ使われてきました。

フィンランド独立宣言後では、1919年の統治章典にはフィンランド語とスウェーデン語は国語となり、平等に取り扱えることとなったと明記されています。

現在、このフィンランド語とスウェーデン語の2つの言語はフィンランドの公用語となっており、街や駅などの看板にはフィンランド語やスウェーデン語での地名が併記されているのです。

フィンランド語やスウェーデン語の他に、サーミ語、カレリア語、ロマ語、フィンランド手話、フィンランド-スウェーデン手話が準公用語として認められています。

参考

日本語版Wikipedia – フィンランド語
英語版Wikipedia – Finnish language

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