障害や難病をお持ちの方など、特に内面性の病気は周りの方に分かり辛い事がよくあります。その対策として、ヘルプカードを活用しようという動きが加古川市ではじまりました。
よく見るヘルプカードといえば、妊婦さんが、初期の段階ではお腹が目立たないので、「お腹に赤ちゃんがいます。」と言うシールやキーホルダーなどがあります。
このような精神疾患の方だとわかるヘルプカードがあれば、外出した際、具合が悪くなったりして、倒れたりした時に、周りの方達に分かりやすくなります。
A4判用紙に名前や住所、緊急時の連絡先、かかりつけ医、服用している薬、アレルギーの有無、言葉によるコミュニケーションの可否などを書き込む欄ああり、切り抜いて六つに折りたたみ、カードホルダーに入れて首から下げたり、カバンに入れて持ち歩きます。
加古川市の障がい者支援課は「困ってい人と支援する人をつなぐコミュニケーションのツールとして、市民に広く知ってもらいたい」と話しています。
「私は精神疾患があります。」
「私は内部疾患の難病患者です。」
「私は認知症です。」
その言葉をなかなか言えなかったり、声に出せない状況の発作などが出ていれば、難しいですよね。
ヘルプカードがあれば、周りの方がすぐ察知してくれ、フォローしてもらえると思います。このような取り組みは災害時にも活躍しそうです。全国で統一されたヘルプカードの仕組みが生まれることを期待します。
http://mainichi.jp/articles/20160618/ddl/k28/070/510000c
via:毎日新聞