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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

心を揺さぶる新世代のアーティスト達!

最近はよくCDを購入しています

TOMOOの「TWO MOON」、羊文学の「our hope」、w.o.d.の「LIFE IS TOO LONG」、「感情」など最近、買いました。すべてCDです。ブランデー戦記の「人類滅亡ワンダーランド」を購入したのがきっかけで、改めてCDの良さに気づけました。CDは音も良く、手軽ですし、サブスクリプションサービスとレコードの人気により、CDは売れない時代ですが、そういう時代だからこそCDを聴いていきたいと思うようになりました。アーティストも新譜はCDでまず発表しますし、音楽を聴く手段は色々な選択肢があった方が楽しいです。

今回は上記の4枚のアルバムの紹介が出来ればと思います。僕の過去の記事と重複する部分もあるので、そこはご理解いただけるとありがたいです。

TOMOO、「TWO MOON」

TOMOOの待望のメジャー1stアルバムの「TWO MOON」。全13曲で、TOMOOのこれまでのキャリアを包括した、TOMOOの全身全霊のエネルギーを感じることが出来るアルバムです。TOMOOの凄さを決定づけた「オセロ」、「Ginger」や名曲、「Cinderella」、「夜明けの君へ」の他に新曲、「Super Ball」、「Grapefruit Moon」など渾身の出来の内容です。温かく優しい声、ピアノと他の楽器のケミストリーがたまらない楽曲たち、人を感動させてやまないソングライティング、そしてTOMOOの人間性がすごく伝わってくる歌詞。特に「窓」の歌詞は人の心をここまで打つかと秀逸で・・・。是非とも機会があれば聴いていただきたいアルバムです。

羊文学、「our hope」

第15回CDショップ大賞2023の<青>の大賞受賞作品である今作。このアルバムはサブスクにて今年は聴きまくりましたが、ニューアルバム、「12 hugs (like butterflies)」が12月6日に発売することもあり、今作は手元に持っておきたいと思い購入しました。「our hope」は以前の記事であつかっているし、僕の説明など無粋な、問答無用の名盤です。是非とも未聴の方は聴いていただきたい、これが今の日本のロックの最先端ですから。

w.o.d.とは

w.o.d.は2009年に結成されたスリーピースロックバンドです。w.o.d.はダブリューオーディーと読みます。バンド名の由来はwebbing off duckling(泳げないアヒル)の略です。メンバーは・・・

サイトウ タクヤ ボーカル、ギター 1994年6月23日生まれ(29歳)

Ken Mackay(ケン マッカイ) ベース 1994年8月11日生まれ(29歳)

中島 元良(ナカシマ モトヨシ) ドラムス 1985年12月23日生まれ(37歳)

の3人です。僕が彼らを知ったきっかけの曲は「モーニング・グローリー」です。彼らの3rdアルバム、「LIFE IS TOO LONG」に収録されています。初めて聴いたときに心臓をグッとつかまれました。サブスクにてw.o.d.を聴きはじめました。命を削りながら歌うようなボーカル、サイトウ タクヤにすごく興味を持ちました。今回は「LIFE IS TOO LONG」と4thアルバム、「感情」を購入したので紹介出来ればと思います。

「LIFE IS TOO LONG」

前述した「モーニング・グローリー」、「楽園」、「踊る阿呆に見る阿呆」、「PIEDPIPER」等々キラーチューンだらけの全10曲!CDの帯から引用すると「20年代のグランジスターがロック復権の狼煙を上げる!」とあります。なるほど、確かにグランジという言葉がしっくりくるかもしれないバンドです。しかし退廃的な感じは彼らから受け取れないです。人生の一瞬を刹那的なメロデイで歌う彼らからは何かしらの希望さえ感じてしまいます。グランジといえばまず思い浮かぶのはニルヴァーナですが、僕はニルヴァーナが一番、好きなバンドですし、思い入れもあります。ただ正直に言うとw.o.d.はグランジではないというのが僕の意見です。w.o.d.を聴いていて「グランジだな」と思ったことが無いのです。言葉で説明出来ない、感覚的な意見なのではがゆいのですが・・・。多分僕自身が音楽をジャンル分けするのがあまり好みでない、ということからだと思います。ニルヴァーナもw.o.d.もジャンルレスで素晴らしいと僕は思ってます。

「感情」

前作、「LIFE IS TOO LONG」もメロディアスな部分が顕著にありましたが、今作、「感情」はより洗練されたメロデイがアルバムの中心として存在しています。「バニラ・スカイ」、「白昼夢」、「失神」、そして屈指の名曲、「オレンジ」など素晴らしいメロデイセンスだと思います。もちろん彼らの核ともいえるヘヴィな曲もある、しかし今作は彼らの成長の証としてメロディアスな部分が顕現しているのだと思います。

いかがだったでしょうか

4作品、簡単な紹介でしたが、どれもが本当に素晴らしいアルバムです。CDも音楽を聴く媒体としてまだまだ必要なものだと認識出来ました。今でこそCDやレコードを聴いている僕ですが、以前はサブスクのみで音楽を聴いていました。結構長い期間でした。もちろんお金は最低限ですみますが、やはり盤を持つ喜びは格別です。あまりお金はかけられないけど、音楽を楽しめることを幸運だと思います。今回も読んでいただき本当にありがとうございました!(2023年10月14日時点)

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