日本の音楽カルチャーが世界へ!
皆さんは、ゲーム音楽をいくつ知っていますか?
ゲームに詳しくない人でも、『ドラゴンクエスト』や『スーパーマリオブラザーズ』といった人気ゲームのBGMを一度は耳にしたことがあるかもしれません。
ゲーム音楽とは
ゲーム用に制作・編集され、ゲームシーンを盛り上げるためのBGMのことです。時には、ゲーム作品の顔となり、時には、数々の名シーンに彩りを与え、プレイヤーの気持ちを高ぶらせてくれます。
「なんだ、ただのBGMじゃん…」と思う人もいるかもしれませんが、実はひとつの「音楽作品」としてのクオリティも高く、一度聴くとクセになる名曲が数多く存在します。最近では、ゲーム音楽のオーケストラコンサートが多数開催され、チケットもほぼ完売する程で、日本だけでなく海外でも公演が行われるほど、今やゲームミュージックは世界中から愛される音楽ジャンルのひとつになっています。
また、2021年に開催された東京オリンピックの入場曲に人気ゲーム音楽が使われたことも、大きな話題となりました。
神曲!有名なゲーム音楽
ゲーム音楽の中でも、誰もが一度は聴いたことのある有名曲をいくつか紹介します。これらの曲を知らなければ、ゲーム音楽のことは語れません。
『序曲』
ドラゴンクエスト(1985年)
イントロを聴くだけで鳥肌が立ちますね。この曲は、ドラクエをプレイしたことがない人でも多くの人が知っているのではないでしょうか?ドラクエを象徴する曲であり、日本を代表するゲーム音楽です。作曲家のすぎやまこういちさんが、わずか5分で作った曲としても有名です。
『GREEN GREENS』
星のカービィ(1992年)
イントロが流れた瞬間から、気持ちが上がる定番曲です。カービィがモノを吸い込む音が、どこからともなく聴こえてきそうです。テンポの速い曲なので、ノリノリになりたいときにもオススメです。
『地上BGM』
スーパーマリオブラザーズ(1985年)
日本のゲーム音楽といえば、この曲です。主人公のマリオが跳ねる音、コインを取る音、敵を倒す音、きのこで大きくなる音、穴に落ちた音など、とにかくずっと聴いていても飽きない、気持ちが弾む楽曲です。
『英雄の証』
モンスターハンター(2004年)
モンスターハンターシリーズの代表曲。熱気と豪快さを兼ね備えた壮大なオーケストラサウンドが、ゲームの世界観にぴったりとマッチしています。聴く人を高揚させるストリングスとブラスのアンサンブルも、とにかくかっこいいです。曲が終わった後には、自然とやる気が高まっているはずです。
『~オープニング~』
ポケットモンスター 赤・緑(1996年)
ポケットモンスター、縮めて、ポケモン。の原点であり初代である「赤・緑」のオープニング曲です。歴代のゲームやアニメシリーズでも使われた楽曲なので、ポケモンファンにとっては、お馴染みです。初めのスピード感のあるリズムでバトルの臨場感が再現されたと思いきや、徐々にテンポがゆるやかに、なのに聴けば聴くほどワクワク感を駆り立てます。気持ちを盛り上げたいときに聴きたくなる曲です。
厳選!私が良いと思うゲーム音楽
『ピクミンの種』
ピクミン2(2004)
まとめ
ゲーム音楽はなぜ、こんなに私たちを魅了するのでしょう?その理由は、音楽そのものの魅力はもちろん、音楽がゲームをプレイしている時のドキドキ感、ワクワク感を高めてくれます。そして、その「楽しかった記憶」や「楽しかった体験」が、その音楽への愛着をより一層強めてくれるのではないでしょうか?
私もゲームが大好きで小学生から今まで様々なゲームをプレイしてきました。プレイする中で、やはり音楽があるのと無いのとではゲームの盛り上がりが全然違うし、その音楽があるからこその懐かしさや新鮮さを感じることができるのがゲーム音楽の魅力ではないかと思いました。