2020年の東京オリンピック・パラリンピックが決まって以来、様々な問題が起こっている。

競技用施設に始まり交通網の問題なども言われているが、私が車いすユーザーということもあり、一番気になるのはやはり東京の(日本の)バリアフリー問題だ。

ニュースを見ていたが、どこかしら他人事のような気持ちがあり現実味がなかったのだが、先日東京に上京した際、バリアフリー問題を目の当たりにした

私が移動手段に使った乗り物は、飛行機とモノレールと電車だ。

まず、飛行機。私は乗るのも見るのも好きで、今は格安の航空会社などもあり、健常者であれば飛行機で毎月どこかしら行きたいくらいだ。

だが、車いすユーザーにとっての飛行機搭乗は大変だ…。

電動車いすならなおのこと、荷物として預けるのにサイズからバッテリーの種類から何度も聞かれ確認される。本当に何度も…。

そして、機内はとにかく狭い。狭い中で、私のように全介助での搭乗は大変だ。

空港に着いてから目的地の空港を出るまで、平均的な時間でいうと健常者の2倍はかかる。

パラリンピックとなると、車いすユーザーがどれだけ一度に飛行機に乗るのか…想像も出来ない。

そして、空港からホテルまでの道のりを調べると、モノレールと電車を使って、2回乗り換えの1時間半掛かるということだった。

2回乗り換えというので、少し覚悟はしていたが、考えは甘かった(ーー;)

覚悟というのは、車いすユーザーでの電車の乗り換えは、健常者よりも遠回りしてホームに行かなければいけなかったりするのだ。

今回の乗り換えは、ホームどころか駅自体が違う場所にあり、かつ外を通って行かなければいけなく、行きは完全に迷子になった(笑)

というのも、駅員さんが道順を教えてくれたのだが、主人にしか教えなくて、一緒に聞こうと側に寄ったが、私のことは視界に入っていなかった(笑)

これも、一つの車いすユーザーあるあるだ。付き添いにしか説明をしない。付き添いにしか話しかけない。これは良くある話しだ。

そのため、元々地図が苦手な主人は、聞いた道と思っている道が違っていて、私たちは迷子になったのだ(笑)

人気があまりなく、電車の乗り換えで歩いていそうな人も居なかったので、そこの乗り換えが健常者ならどういった道順だったのか、興味がある。

そして、モノレールはどんな車いすに乗っていても、唯一スロープを使わず乗車出来る乗り物だ。

その点は感動するのだが、乗ってからの乗車内が一瞬「ん?」となってしまう。それは車いすスペースが無いことだ。

出入り口に居るしかなく、小さい車いすなら大丈夫だと思うが、私の車いすでは方向転換も難しそうだった。あの大きな荷物置き場のようなスペースは、一体何なのか…?

家族は座席に座り、私一人出入り口にいたのも、なんだかなぁ…の気持ちになってしまった。

行きでは時間もなく迷子にもなり(笑)あまり思わなかったが、こんな状態で本当に2020年のパラリンピックが上手く行くのか、不安にさえなった。

だが、問題を全て解消しようとなると莫大な予算がかかるのも承知なので、車いすユーザーにとっての乗り換え案内などを、分かりやすく表示するなどして、合理的配慮に努めてほしいと願うばかりだ。

日本は世界からみても、素晴らしい国だ。

せっかくの機会、日本の素晴らしさをもっとリアルに世界の人に知ってもらいたいと思うのは、私だけではないはずだ。

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