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2024/9/10:フリーペーパーvol.102発刊!

令和の時代に短歌が大ブームとなっている!

SNS短歌がブームになる令和の時代

ここに来て短歌が熱い!SNSに投稿される短歌はNHK特集によれば、1年間で100万首を超すのだという。

令和の時代、20代から30代の若者を中心に短歌をたしなむのがブームとなっており、書店でも短歌集は売れ、かつてない賑わいを起こしている。

そこで今回、私が読んでみて良かった短歌集を紹介をする。

平成でいちばん売れた歌集『滑走路』

非正規雇用をしながら32歳の若さで亡くなった萩原慎一郎さんの短歌集『滑走路』。その短歌集には、青春の焦りや非正規雇用での苦労、恋の葛藤、生きづらさなど詳細に詠まれている。

この『滑走路』は、歌集として異例の重版に仕上がっており、平成時代に一番売れた歌集となった。2021年には文庫本となり、さらに重版となっている。

生きづらさを謳った短歌

心が折れそうになったとき萩原慎一郎さんの歌集を読んでみたが、切ない気持ちとなり、詠むと心が洗われた。私自身も生きづらさを抱え、苦しい苦しい瀬戸際で生きているからこそ、共感が多く得られたからだ。

萩原慎一郎さんの短歌を詠んで思ったこと。それは生きづらさに対するブレーキだった。詠んだ先に、『萩原慎一郎さんが亡くなるまで、高らかに謳った希望を胸に生きづらさを感じてはいけない』と、私自身の思いがこみ上げてきた。

このように令和の短歌は生きづらさを謳った短歌が多く、多くの若者の受け皿となっている。

万葉集などの古典の現代語訳も売られる時代

2023年に出版された、古典を現代語訳にしたイラスト付きの短歌集『いとエモし』。

この『いとエモし』の中には、多くの和歌が現代的なモダンスタイルで訳されている。美麗なイラストとともに紹介されるので、和歌の意味が分からなくても想像ができた。

このように古典の画期的な現代語訳を関した本は多数発売されている。『エモい古語辞典』もそうだし、多くの古典の現代語訳した本も発売されているのだ。

あなたも詠んでみませんか?

短歌は、31音でいろんなことを詠める。『自分の生きづらさ』、『恋』、『将来に対する希望』、『老い』、『介護』、『青春』、『季節の折々』など、詠めるバージョンは多種多様にもたらす。

私が短歌を詠むようになったのは、23歳のとき、何度目かの入院中に、『やることがないから手軽に詠める短歌をやらないか?』と、母から勧められたのがきっかけだった。

ちなみに私は、耽美な短歌を詠むこともある。寺山修司や春日井健などの歌人に代表されるような耽美的な短歌が好き。特に、彼岸花にまつわる耽美的な短歌集を編んでいる。

短歌を発表する場は多くある。SNSでも毎分のように投稿されているし、雑誌や新聞の投稿欄も豊富だ。

友達同士で共有するのもアリなので、これを読んでいるあなたも短歌を詠んでみたらいかがだろうか。

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