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2024/10/10:フリーペーパーvol.103発刊!

障害と共に子供を育てるということ

子育て 障がい

障害と共に日常の生活を送り、仕事場に通い、子育てをする。言葉にすると大した事なんてない。しかし、私の場合だけでも毎日の天候にガラにもなく体調は浮き沈みし変わり、心の余裕に変化も出てくる。ちょっとした事がいつまでも消化出来なかったり、いつまでも過去の事に引きずられたりもする。そして、身体に症状が出て心が折れそうになる。

自分一人だけでもこのような生活の中で、毎日を送りながらアップダウンに悩まされるのが自分の病気だ。その中、仕事になんとか繰り出しては家事と育児に興じる。実は、私、育児さほど嫌いではないみたいである。チビ達を適当にあしらいながら、ああのこうの上手く誘導しつつ、いつの間にか大将になっては遊んでいる。

チビ達は純粋だ。例えば、私が仕事に体調が悪くて休もうとすると、なんでパパは今日休みなの?パパだけずるい、僕も休んで遊ぶ!などとまくしたてられ、その勢いなのか、多少の無理を強いられながらも出勤していたりする。なかなかのいいコーチングであるから笑ってしまう。

仕事終わりにチビ達を迎えに行く際なども、なかなか社交が下手くそな私は子供達を迎えたらさっさと終わらせたい気持ちで、いち早く帰りの途に着きたいところなのだが、パパ、〇〇君のお母さんだよ。パパ、〇〇ちゃんだよなどと色々な人を私に紹介し苦手な社交のコーチをしてくれる。

チビ達に色々教わる事もあります。

チビ達がいなければ、これ我慢出来なっかたなあ、ご飯食べなかったかもしれないなあなどど思いながら、色々と支えてもらい一緒に成長すると共に、いつの間にか障害を忘れてしまっている自分に気がつく事さえ。

そう、こうやって書くまで自分の障害なんて忘れていました。

 

障害と共に子供を育てることのできる場所、障害と共に歩んで生きられる事がこれからもっと世の中に増えていくことを願います。

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