私のイメージでは精神科の診断基準は曖昧なところが多い。私の診断名も2回変わっている。
「精神運動興奮」→「統合失調症」→「双極性感情障害(躁うつ)」
実際は何らかの精神病で、病院に一度もかかることなく、一生を終える「隠れ精神病」の人や、一度の非日常的な行動によって誤診をされ、精神病名を付けられた人がいるのではないか。
そんな中、病院で発達障害と診断する基準に当てはまるような人が世間にはたくさん埋もれていて、その中には上手に社会に溶け込み生活している人もかなり多いという。
診察室で自閉症スペクトラム障害(ASD)として診断される人と同じ性質を持っていながら、まったく精神科とかかわりを持つことがないまま、上手く社会に適応している人は意外といる。精神科を受診することなく社会適応しているASDな人の背景には、高学歴や職業適性の良さがあったり、理解ある環境があったり、趣味生活による人的ネットワークがあったりする。
発達障害というのは不適応になって初めてなるものだから、診断基準を満たしているからといって適応的である人を発達障害に分類するのは因果を取り違えている。 因子を持つなどの言い方をすべき。
— 梅酢 (@diced_steak) October 19, 2016
主治医に「診断名気分変調性障害にしたけど、あなたの場合発達とか脳の一部がないとか診断基準に満たないPTSDとかいろいろあるからねー」と言われた やっぱ発達障害微妙にかすってるのか
— 2018年も檀黎斗神の崇拝者あき (@rafalegirl) October 19, 2016
自閉症スペクトラムの診断基準
1.対人関係の形成が難しい「社会性の障害」
2.ことばの発達に遅れがある「言語コミュニケーションの障害」
3.想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う「想像力の障害」
私も多分これ。
克服できてないことが色あって落ち込むこともあるけど、強みになってる部分もあるように思ってる。「よく発達した発達障害」の話 – シロクマの屑籠https://t.co/a0paBGQe7J
— ぶたやま (@Butayama3) October 21, 2016
大きなライフイベントで体調を崩し、うつ病や適応障害などを疑って診察に行き、発達障害と診断されるケースや40代〜60代でテレビやインターネットの発達障害の情報を見て、「私もかも」と病院を受診し診断されるケースもあるようだ。
40代〜60代の現役終了間近に発覚して「診断が遅れた」と思うかもしれないが、違う見方をすれば「発達障害的な性質があっても、長らく社会適応できていた」とも言える。
もちろん、彼/彼女は環境が恵まれていたのかもしれないし、発達障害的な性質がマイルドだったのかもしれない。人一倍苦労していたのかもしれない。だが、とにかくも不惑や還暦まで世渡りをやってのけていたのだ!
「あなたは発達障害に該当するし、今は人生が難しい局面になっているかもしれないけれども、それでもあなたは今まで世渡りをやってのけていたんですよ!生きてきたんですよ!」
発達障害があっても、幸せに、立派に生きている人たちが、いくらでもいます。
「よく発達した発達障害」の話 – シロクマの屑籠 https://t.co/JRrjxVOqIk
— 碓井真史 @ 心理学「こころの散歩道」 (@usuimafumi) October 19, 2016
私の勝手な解釈ですけど、発達障害と呼ばれる人たちが最近非常に増えてきているのは(診断基準の変更による影響の程度を度外視したと仮定して)、人類の自然淘汰による過程の一環だと思います。人類は新しいコミュニケーションのあり方を探すべき時が来ているのかもしれません。サトラレ的なノリです。
— 復習のかおり📝 (@JDkaorin) October 13, 2016
「発達障害」の相談のために病院を訪れることなく、社会に溶け込んでいるASD・ADHDの症状を持つ方たちは、それらの疾患の短所によって社会に不適応を起こしているというよりも、その疾患の長所によって、長らく社会適応を成し遂げている人も必ずいるという。
または、上手く社会に適応していないにも関わらず、診断の機会を逃していたり、自ら診断を拒否している人も少なくないのだ。
近年の発達障害の増加により、診断基準に疑問を覚える方も多いことだろう。ただ、社会で生きていくことに困難を感じているのであれば、精神科に相談に行ってみるのも解決の糸口になるかもしれない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E9%96%89%E7%97%87%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。