網田のオススメ作品【弱虫ペダル】
皆様、私の記事を読んでいただきありがとうございます。
今回紹介させていただく作品は『弱虫ペダル』です。『弱虫ペダル』(通称 弱ペダ)は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)から2008年12号(2008年2月21日発売)より連載開始して、現在も連載中の自転車競技(主にロードレース)を題材としたスポーツ漫画です。
弱虫ペダルとは
現在、単行本は84巻まで販売されています。更に今年の2月でマンガの連載は15周年、アニメは第一期が2013年10月に放送されたので今年で10周年ですね。アニメは、第五期『弱虫ペダル LIMIT BREAK 』が、2023年3月26日に最終回を迎えました。今回私が紹介するのは、アニメ弱虫ペダルの第一期の序盤です。
第一期だけを紹介する理由に関しては、やはり主人公が自分の求めていた願いが叶っていく過程や、今までに経験したことがない出来事に直面したり、仲間たちと過ごしていくうちにロードレースの魅力にのめり込んでいく様子が、自転車には乗ったことはあるけど、ロードレースを経験した事がない方やもう既にロードレースを経験がある方に共感したり、主人公と同じ気持ちになれるのではないかと感じたからです。
主人公と物語のキーワード【坂道】
弱虫ペダルの舞台は、小高い山の上に建設された千葉県立総北高等学校(もちろん架空の高校)の自転車競技部です。ですが本作の主人公、総北高校の新入生『小野田 坂道』はアニメやゲーム、マンガや秋葉原を愛するオタクの少年です。私からしたら是非ともお友達になりたい少年ですね。
そんな小野田くんには、密かな野望?がありました。彼は中学時代に同じオタク趣味を持つ友達が居ませんでした。そして小野田くんが総北高校に入学した最大の理由、それはアニメ・漫画研究部があったからなのです!
そう、小野田くんの密かな野望とは高校でアニメ・漫画研究部に入部して同じ趣味を持つ友達を作りたかったのです!
ですが、小野田くんの密かな野望は惜しくも砕かれてしまいます。総北高校アニメ・漫画研究部は部員数減少のために活動休止中でした。そんな現状を知った小野田くんは、活動再開に必要な部員を確保する為に奔走しますが上手くいきません。
でも小野田くんは諦めそうになってしまいますが、自分を鼓舞させる為に登校中に歌を歌いながら登校していました。オタクな少年である小野田くんが通学路で登校中の生徒がたくさん居る中で歌えるような度胸も鋼鉄の様なメンタルも持ち合わせてません。
突然ですが、総北高校に通じている道は二つあり、専用のバス停もあり正門に通じている距離4kmと長いが緩やかな坂の通称『正門坂』と裏門に通じており距離は2kmと短いが斜度20%以上の激坂と呼ばれている通称『裏門坂』があります。
小野田くんは自転車通学をしており、そんな小野田くんが歌を歌いながら通学しているのは『裏門坂』です。裏門坂は人通りも少なく(全く無いと言っても過言ではありません)、歌いながら自転車を運転するには打って付けなのです。
そんな小野田くんが裏門坂を歌いながら走っていると、後ろから来た車のクラクションで驚いてしまい落車してしまったのです。幸いなことに小野田くんには怪我はありませんでした。
その車に乗っていたのは、幼少期からロードレースをしていた『今泉 俊輔』でした、運転手が「ママチャリに乗った学生が前を走っていた」と言ったのですが、今泉くんは「そんなの有り得ない、ここは裏門坂だぞ」と言って信じませんでした。
裏門坂での出会い
裏門坂で今泉くんの乗る車と小野田くんの自転車とニアミスした日の放課後に、今泉くんが裏門坂を試しに走ろうとした時に、秋葉原へ行こうとする小野田くんと鉢合わせしたのです。ここでの出会いが小野田くんの運命と高校生活を変えるきっかけになります。
今泉くんは、自転車の素人が裏門坂を下る事の危険性(斜度20%以上あり自転車でもノーブレーキングで時速80kmにも達する等)を説明するも「裏門坂からの方が秋葉原に近いから」という理由で、そのまま今泉くんがスタートした直後に一緒に下ってしまいます。
今泉くんが下っている途中で、小野田くんもロードレーサーの自分と同じペースで一緒に下っている事に気付いて慌ててブレーキをかけながら注意しますが、バランスを崩してしまった小野田くんは転んでしまいます。幸い、小野田くんに怪我はなかったので良かったのですが、重大な失敗に気付いてしまいます。教室の机に財布を忘れてしまっていたのです。
小野田くんが無事だと分かった今泉くんは、そのまま下っていきました。そして、下りきった今泉くんは裏門坂の登りアタックを開始します。ですが、上っている途中で先行している自転車が居たのです。今泉くんは自転車競技部の2年か3年の先輩だと思い、腕試しに抜いてやろうとスピードを上げました。
驚くことに先行している自転車は、歌いながら裏門坂を上っていたのです。そして、その自転車に追いついた今泉くんは更に驚愕してしまいます。なんと先行していた自転車に乗っていたのは、ママチャリの小野田くんだったからです。小野田くんは、歌いながら上っているのを見られた事に、今泉くんはママチャリで裏門坂を上っている事に驚いてしまいます。
今泉俊輔との出会いパート1のまとめ
斜度20%以上ってどのくらい急な坂なのかと思い、私が思い浮かんだのが鳥取県の江島大橋(通称 ベタ踏み坂)を検索してみたのですが、ベタ踏み坂でも斜度は6.1%と斜度10%もありませんでした。斜度20%って角度で言えば約11.3度らしいのですが、ベタ踏み坂をテレビ番組で見た時に「壁やん・・・」と思ったのですが、それ以上の坂を歌いながら上ってた小野田くんは妖怪なのかな?
小野田くんと今泉くんがこれからどうなるのか楽しみですね。
それでは今泉俊輔との出会いパート2に続きます。
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