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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

令和の子どもたち

コロナ禍からの人生スタート

私は妻に感謝しかなく2019年(令和元年)に子どもを授かりました。なので厳密にはコロナ禍になる直前で、まさか数ヶ月後にコロナ禍になるとは夢にも思いませんでした。我が子を含めてコロナ禍に生まれ育った【令和の子どもたち】は現代史上災難の時代を生きています。そんな令和の子どもたちと昭和平成を知る世代とではきっと感性も大きく異なってくるのではないかと予想しています。いろんな分断いろんな選択肢が多様な世代になります。

コロナ禍での生活のはじまり

まず2022年9月までの現在、マスクは生活で必須アイテムになっています。その理由としては【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は, 2019年12月初旬に, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから, わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行】となりその感染予防のためにマスクをすることは感覚的に普段着と同義になりました。子どもたちへの着用は必須ではありませんが、選択肢になっています。

令和の子どもたちの感性

まず令和の子どもたちは【マスクをした大人たち】がスタンダードな視点になっています。その中で親や親戚や保育の先生など、成長の中で関わる存在の表情しか知り得ません。もしくはYou Tubeなどの媒体を通して情報を得る機会が格段に速く多く得ることになりますし、動画を通した表現を知るほうが頻繁かもしれません。外にでることが従来よりも制限があり、旧世代からすれば哀れで新世代には主流で感性の違いは避けようがないのです。

令和式育児

育児の方法や方針は各家庭それぞれにあるでしょうが、ひとつだけ共通しているとすれば

コロナ禍で育児をする凄まじい心労でしょう。例えば、子どもと一緒に買い物や公園に行く行かないなどの外出も気軽に判断できませんでした。あと、公園に行ったとしてもそこで遊ぶ子どもたちもマスクの有無であったり距離感であったりを気にして、我が子が遊びたがっても相手の反応はどうなのか?といった感じにとにかく他の子どもにも神経を使いました。

そういった背景もあるので、令和の育児というのは従来の育児方法が通じない場面があるかと思います。

判断してきたことを世代間で巧く共有しながら共感していかないとなかなか難しいものです。習慣的になんとなく馴染んできたことも、改めて文章にしてみるとコロナ禍での育児がいかに大変かを再確認できます。次世代に同じような心労をさせたくないのも親心です。

そのためにはなにが必要なのか?それも考えていくのも令和式育児の課題になるでしょう。

じぶんで考えることの尊さ

人間には【右脳と左脳】とありますが、それぞれの特徴を解説してまとめてみます。

◁左脳の特徴

  1. 論理的で冷静
  2. 筋道立てて考える
  3. 客観的な分析が得意
  4. デジタル派
  5. 計算が得意
  6. 几帳面

◎左脳の機能

左脳は言語や計算力、論理的思考を司る脳です。右脳は情報を知識として認識し整理する役割を果たしています。記憶にも関係していますが、主に言語や数的処理を司る脳なので、記憶脳力は右脳に比べると劣っています。

▷右脳の特徴

  1. 感情表現が豊か
  2. 感性がするどい芸術家
  3. 人の気持ちを汲み取れる
  4. 空間認知に長けている
  5. アナログ派
  6. 暗記が得意

◎右脳の機能

右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る脳です。視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に関係し、感情をコントロールしています。音や色の違いを認識したり、物事に感動したりするのも右脳の働きによるものです。

右脳は情報をイメージとして認識し整理する役割を果たしています。左脳との違いは、記憶の容量。右脳も左脳も物事を整理して記憶しますが、イメージで記憶することで左脳の数千倍もの情報が処理できるといわれています。

右脳の働きが活発なのは、言葉がまだ未発達な3歳前後の幼少期。成長するにつれてだんだんと言語を司る左脳が活発に働くようになり、左脳優位になっていきます。これがいわゆる「頭が固い」という状態。大人になると右脳をいかに使うかが脳を活性化させる一つのポイントになります。

この解説から本題に繋げるとすれば、令和の子どもたちは左脳寄りになること。

右脳左脳どちらも活かすことが理想だとしても、コロナ禍デジタル化の大波がそれを難しくする現実があること。従来より右脳をかなり意識していないと本能に直結した思考が浅くなり、物事を自分で判断することが難しくなります。

令和の子どもたちの右脳を守り育て、自己判断力を身につけてもらう。それが令和の大人たちの使命といえます。

最後に

私自身、約3年間は闘病しながら主夫という形で妻を支え育児をしてきました。育児でなにが大変でなにが必要かを臨機応変に判断してきました。令和という過酷な時代でいろんな試練が重なり経験してきたことを、令和の子どもたちへ伝えてあげられることは伝えていきたいです。伝達もあまり左脳的すぎず、右脳的な意識をしつつ人間的な表現伝達は大事なんだなと思った次第ですが、皆様はどう感じられますか?身近で思い当たることのヒントになれば幸いです。

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