2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?
人気シリーズ【ゴーハイ的日常】では、車いすユーザーの3人が身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードを紹介。イラストレーターの《*マリコ*》《えりこ》、ライターで1児の母の《かおり》で構成された「トリプル☆リー」が制作しています。
※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2021年12月1日(水)に掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI!ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。
Illustration by えりこ
手作りハンバーグに挑戦したものの…
一人暮らしを始めた頃、手作りにこだわってハンバーグを作ろうとしたことがありました。でも工程が多く、時間もかかってしまい、結局断念したことがあります。
最近は混ぜるだけでおいしくなるもの、焼くだけで完成するものなど、お手軽商品が豊富になりました。しかも、手作りするよりもおいしいものがたくさんあります。
うれしいやら悔しいやらですが、時間のない人や料理が苦手な人、障害で料理するのが大変な人にとってはとてもありがたいです。おかげでハンバーグも家で食べられるようになりました。
「手作りしないといけない」なんてルールはありません。食べたいものを我慢したり、頑張りすぎるストレスもなく、快適に過ごせるのなら頼っていいと思います。
年末年始はイベント続き。手軽にできる商品にお世話になりそうです。