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【ゴーハイ的日常】映画館でも自由に席を選びたい!

2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?

そんな日常に潜む合理的配慮【GO!HI!(ゴーハイ!)】を紹介するこのコーナーは、当事者が身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードをピックアップ。イラストレーターの「*マリコ*」「えりこ」、ライターで1児の母の「かおり」でつくる「トリプル☆リー」が制作しています。

※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2021年9月1日(水)に掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI!ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。

映画館で感じる“モヤモヤ”

llustration by *マリコ*

映画を見てハラハラドキドキしたり、勇気をもらったり、懐かしい気持ちになったり…。映画はどんな人でも楽しめる最高のエンターテインメントですよね

鹿児島県内の映画館にも車いす席があり、私たち車いすユーザーもとてもありがたく利用しています。ただ、スクリーンの見え方に少しだけモヤモヤした気持ちになるんです。

というのも、車いす席のほとんどが最前列の端っこの席。しかも目の前に柵があり、スクリーンに重なって見づらいことが多いんです。

中には最前列の真ん中に設置されている映画館もあり、見上げて首が痛くなり、気分が悪くなることも。

そのため、いくら楽しみにしていた映画でも、不完全燃焼のまま、残念な気持ちで帰ることがよくあります。

車いすユーザーでも自由に好きな席を選び、好きな位置で映画を楽しめる日が来るといいな、と思います。

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