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活気的な生活へと希望をもたらす「新型コロナウイルスワクチン」の知識

日本での新型コロナウイルスワクチンの接種方法や接種状況は?

皆さんは新型コロナウイルスワクチンのことに対し、どれほどの認識を持ち合わせているでしょうか?

新型コロナウイルスワクチンの情報は、テレビやネットなどで流れていますが、うわさや思い違いであまり理解されていないのが現状となっており、接種したくない方や不満の声を持つ方が多く見受けられます。

そこで今回、「新型コロナウイルスワクチンの知識」をご紹介したいと思います。

この記事を読むことで、安心したワクチン接種が受けられることとなります。

ワクチンを打たないと、どうなるの?

コロナウイルスは感染力の強いものであり、ワクチンを打たないと高い確率で感染します。さらにほっておくと重傷化となり、最後は呼吸困難で死亡してしまうこともあります。

軽症患者は病院に受診することで経過観察中に自然治癒しますが、重傷化となると呼吸困難で最悪の場合は死亡することもあります。

重症化となる原因としては、高齢者・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・慢性腎臓病・糖尿病・高血圧・心血管疾患・肥満・喫煙などがあります。

感染状況(2021年5月25日現在)

重症化となる確率 50歳代以下:0.3% 60歳代以上:8.5%
死亡となる確率 50歳代以下:0.06% 60歳代以上:5.7%

感染者数:72万人
重傷者:1,294人
死亡者:1万2,525人
退院者:64万5,816人

東京:15万人 死亡者:2千人
大阪:9万人 死亡者:2千人
神奈川:6万人 死亡者:871人
埼玉:4万人 死亡者:778人
愛知:4万人 死亡者:730人
千葉:3万人 死亡者:669人
福岡:3万人 死亡者:427人
北海道:3万人 死亡者:1千人
兵庫:3万人 死亡者:1千人
広島:1万人 死亡者:123人

新型コロナウイルスワクチンって何なの?

新型コロナウイルスワクチンは治療目的ではなく、人体に入っても悪影響にならない「免疫」を作るためのものです。

初期のコロナウイルスワクチンは、コロナウイルスを鳥の卵に注入し、成長した鳥から弱毒化や不活性したウイルスを取り出すという、生のウイルスを使っていましたので、かなり強い副作用と5年の製造時間というデメリットがありました。

現在の新型のワクチンは、コロナウイルスから遺伝子(mRNA)を取り出して科学的に合成させたものとなっており、体内に入れることで、化学的に合成させたウイルスの遺伝子からタンパク質が作られ、免疫ができるという仕組みとなっています。

副作用

ワクチンによる免疫反応の作用により副作用が現れます。前と比べ、ウイルスそのものではないので、副作用は軽いものです。

副作用の症状として、接種後の数時間から数日間は、局部の腫れ・痛み・発熱・頭痛・倦怠感。数週間から数ヶ月間は顔や手足の軽い麻痺が出ます。

20万人に1人に起こる稀のケースとして、接種から30分の間、発疹・まぶたの腫れ・呼吸困難・唇と手足の痺れ・嘔気などのアナフィラキシー反応が出ることもあります。その時は、近くにいる医療スタッフから救急処置がとられますので安心です。

接種を受けるにはどうすればいいの?

接種は誰でも今すぐ受けられるものではありません。接種時期や接種の順番が決められています。

接種期間は現在、令和3年2月17日〜令和4年2月末となっています。
接種の順番は、(医療従事者→高齢者→感染者→一般の方)となっており、4月12日から高齢者の接種が始まり、7月末には終える予定です。

接種方法

1.郵便受けに「ワクチン接種券」「ワクチン接種のお知らせ」の入った封筒が投函されるまで待ちます。

2.接種時期が来るまで待ち、時期が来たら接種会場に電話やWebで予約を取り、予約日に免許証などの証明書を持って、会場で1回目の接種を受けます。

3.3週間後、2回目の接種を受け、さらに1週間待って終わりとなります。接種を途中でやめるとワクチンの効き目が出ないので最後まで終わらせましょう。

まだワクチンの効き目は100%ではないので、接種を完了させた後も今まで通りのマスクの着用、密集・密接・密閉を避ける行動が必要となります。

接種の受けられない方

だれでも受けられる訳ではありませんので、以下の方は接種が受けられません。

発熱のある方・重い急性疾患を持つ方・過去に全身性の皮膚や粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下など、複数のアナフィラキシー症状の疑いのあった方・何かの理由により接種不可能の方(会場に来れない方)。

日本のワクチン接種の状況は?

ワクチン製造会社

現在、日本で射たれているワクチンの製造会社は、アメリカの「ファイザー製薬」となっており、申請中の製造会社として、アメリカの「モデルナ」、イギリスの「アストラゼネカ」があります。

ファイザー製薬
有効率:95%
変異株の対応 イギリス株:有効 南アメリカ株:少し効果あり
年齢:16歳以上
接種方法:21日経過後、2回目の接種

モデルナ
有効率:94.5%
変異株の対応 イギリス株:有効 南アメリカ株:少し効果あり
年齢:18歳以上
接種方法:28日経過後、2回目の接種

アストラゼネカ
有効率:70%
変異株の対応 イギリス株:有効 南アメリカ株:効果なし
年齢:18歳以上
接種方法:28日経過後、2回目の接種

接種の完了した人(2021年5月25日現在)

日本では約284万人が接種を完了しております。都道府県別に接種完了状況をまとめてみました。

東京:25万人
大阪:14万人
愛知:14万人
神奈川:13万人
埼玉:12万人
千葉:9万人
北海道:9万人
福岡:9万人
兵庫:8万人
広島:7万人

まとめ

現在、早急なコロナウイルスワクチン接種が実施されており、全国の方々が早くても7月には始まる予定です。

コロナウイルスは、死者、あらゆる疾患、仕事不足、経営負担、国資金の負担、生活困窮、犯罪など、あらゆる災いを増加させてきており、世界中の人々にかなりの不安やストレスを与えています。

このコロナウイルスワクチンで、一刻も早くコロナウイルスを地球上から消滅させ、活気に溢れた生活に戻れることになることを心から祈っております。

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