2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?
そんな日常に潜む合理的配慮【GO!HI!(ゴーハイ!)】を紹介するこのコーナーは、当事者が身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードをピックアップ。イラストレーターの「*マリコ*」「えりこ」、ライターで1児の母の「かおり」でつくる「トリプル☆リー」が制作しています。
※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2021年5月5日(水)に掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI!ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。
思いやりある声かけを!
llustration by *マリコ*
車いすユーザーが外出すると、
世間話だけでなく「何かお手伝いできることありますか?」など、
障害は生まれつきの人も、病気・事故で途中から持つ人もいます。今の状況が私たちの当たり前で、みんなと変わりなく普通に生活しているだけ。何もかわいそうではないし、何も頑張る必要はないのです。
頑張っている人に「頑張れ」という言葉はナンセンスですよね。
5月は春の疲れも出やすい時期。「頑張れ」という言葉の使い方や声のかけ方を考えてみませんか。