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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

自分でできる、目に良いこと

緑内障と診断され、目にやさしい生活を実践中

先日眼科で検査を受け、緑内障と診断されました。

子供の頃に眼科で「将来、緑内障で目が見えなくなる」といわれたことがありました。子供ながらに絶対に忘れてはならない情報だと感じ、強く心に刻んで意識してきましたが、とうとうその将来が少し近づいて来たようです。

今回の診断を受けたことを友人達に伝えると、冷静に目に良いことや気をつけることを教えてくれます。自分のためにもらったアドバイスは可能な限り実践するようにしているので、さっそくいろいろと取り入れています。

さらに昨今の生活では避けることのできないブルーライトのこと、日常生活で目を守るためにできることを調べたのでまとめてみました。みなさんにも役立つと嬉しいです。

ブルーライトから目を守ろう

LED照明から放出されるブルーライト。ブルーライトの特徴として、そのエネルギーの強さが挙げられます。角膜にも水晶体にも吸収されることなく、透過してしまいます。網膜に直接強い光線を当てることになり、網膜が傷つく恐れがあります。中高年層だけではなく、スマートフォンやタブレット、PCなどを頻繁に利用して目に負担をかけている子供たちにも大きなリスクがあります。

ブルーライトが目に悪いと言われる理由

夜にブルーライトを見続けることが、サーカディアンリズム(概日リズム)の変調につながります。そのことで自律神経の乱れや体内時計がくずれてしまいます。夜間は携帯をみないようにしたいと思っても、なかなか難しい方も多いのではないでしょうか。

しかしブルーライトには光が散乱しやすいという特性もあります。しっかりピントを合わせないと文字や画像が正しく認識されないことで、眼精疲労にもつながります。

ブルーライトは太陽光にもふくまれていて、朝に浴びればサーカディアンリズムを安定させる効果があり、有害な面だけではありませんが注意が必要です。

ブルーライトカットサングラスで予防を

ブルーライトカットサングラスは、基本的に青色光の補色となる黄色のレンズを入れたサングラスです。使用することで、目に透過するブルーライトをカットします。レンズによりカット率が違います。

ちなみに私が室内で使用しているブルーライトカットサングラスは、ブルーライトカット率50%・UV420カット率99.9%で、度が入っていないレンズです。かけていると、目の痛みや乾きが少し楽な感覚です。自宅では暖色系のLEDライトを使用して、なるべくブルーライトカットサングラスを使用しています。

私はスーパーやコンビニなどの白っぽいLEDライトの空間で目が疲れやすい傾向にあり、度が入ったメガネも同じタイプのブルーライトカットレンズにしています。

フレームの選び方

ブルーライトカット専用のサングラスを選ぶ際は軽くてつけ心地が良く、つけていて楽なフレームをおすすめします。長時間かけることも想定されますので、馴染まないと素敵なデザインであっても自然と使わなくなってしまいます。メガネはフレームやレンズにより、体感での重さがまったく違います。可能であればフレームのフィット感だけでも試着してから、購入することをおすすめします。

同じブルーライトカットレンズを使用したサングラスでも、メーカーごとにカット率やレンズの特性が違うので確認が必要です。

メガネが苦手な方に

ブルーライトカットサングラスを使う代わりに、スマホやタブレット、PCなどにフィルターをつけることも可能です。

破損防止フィルムには、ブルーライトカットに対応している商品もあります。

スマートフォンには iPhone のナイトシフトモードのように、プログラムでブルーライトの放出自体を抑えることができる製品があります。見慣れるまでは違和感が強いですが、試してみると良いかもしれません。

日常生活で目を守る方法

ブルーライトの問題以外にも、日常生活では目に良くない様々なシチュエーションがあります。その反面、心がけていれば目への負担を減らすことも可能です。ご自身に合った方法を実践してぜひ目を大切にしましょう。

紫外線カットのサングラスを使用する

紫外線が白内障、網膜疾患を引きおこすといわれています。日焼け止めを塗って肌を守るのと同じように、紫外線をカットするサングラスを着用して目を守りましょう。2月でも真夏の約80%の紫外線量です。色がついたレンズに抵抗のある方は、透明レンズのUVカットサングラスも検討されてみてはいかがでしょうか。

メガネやサングラスは、以前よりも良いデザインのものが比較的手頃な値段で購入できるようになってきています。ぜひ季節や用途に合わせたレンズを使用して目を守りましょう。

目の負担を減らす工夫

目を疲労から守るには、意識的にまばたきをして乾燥を防ぎましょう。

先に述べたブルーライトの観点からも、スマートフォン、タブレットやパソコンの画面はやや低い位置に置き、少し目を落とすくらいの高さにして、上から見てまわりの景色が見渡せるくらいにするのが目にやさしい角度です。目に近づけて、画面しか見えない状態は良くないです。画面の明るさも調整して、20分ごとに目を休めて部屋の奥を見るなど焦点を変えるようにすると良いそうです。

仕事中に20分ごとに休むのは、なかなか難しいと感じています。

食べ物で目に良い成分を補う

ビタミンA、C、Eが目にいいそうです。

緑の葉物野菜、なかでも一番良いのはケールといわれているそうです。人参もビタミンAが豊富に含まれていて、目に良いことで知られています。

良質な油の多い魚も、目に良いと言われています。

ブルーベリーが目に良いと聞いたことがありますが、科学的な実証はされていません。ブルーベリーにふくまれるアントシアニンと目の疲労回復には関連があるといわれていますが、アントシアニンを多く含むのはビルベリーといわれ、研究されているそうです。

顔の手入れやメイクについて

化粧品の目への影響も気になります。

肌の手入れを含め、古い化粧品を使うことが肌に良くないことは良く知られていると思います。化粧品が古くなると、容器の中が細菌の温床になります。オーガニック商品や保存料が入っていない場合は、想定される使用期間が短くなります。特にマスカラは、保存料が入っていても使用期限が1〜3ヶ月といわれています。

目の周りの肌は薄くて弱く、特に目の周辺に使う化粧品の使用や管理には気をつかいましょう。

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは、指定された使用時間・使用方法を守って使用しましょう。

ついつい使用時間を超えてしまいますが、乾燥して張り付いたり、充血や視界がぼやけたり…と目に良くない状態になりやすいので注意です。

喫煙

喫煙では煙が直接、網膜にダメージを与えます。ブドウ膜炎にかかる可能性が2倍になるそうで、そのぶん失明リスクも高くなります。できるだけ煙を目から遠ざけましょう。

目を保護しよう

さまざまな日常生活のシーンで、メガネやゴーグルで目を保護することを心がけましょう。

水泳のときにゴーグルを使用するように、熱い油で調理をするとき、庭仕事をするとき、DIYをするときなどの目に危険がある状況では、しっかりと目を保護しましょう。私も炒めものをしていて、目玉に油が飛んできたことがあります。

揚げ物をしていると目元に油が飛び、シミが残る方も多いようなので気をつけましょう。

目薬は用法用量を守りましょう

市販の目薬を使用する場合は、症状と薬が合っていることが大前提です。目薬は体内吸収につながるため、飲み薬と同じく合わない薬を使用するのは危険です。さらに用法用量を守って使用しましょう。

眼科で症状にあった薬を処方してもらい、用法用量を守って使用するのが一番ですが、時間がない場合には薬剤師に相談してから購入し、使用方法をよく読んでから使いましょう。

目をこすらない

目が痒くなったりゴミが入り強くこすると、細菌が目に入ったり傷をつくってしまう恐れがあります。目の周りの皮膚も含め、目はとても繊細なので強い刺激を与えないように気をつけましょう。

眼球を動かす運動で筋肉をほぐす

眼球を動かす運動は目のまわりの筋肉もほぐし、視力低下の予防にもなるようです。

ヨガでは顔を動かさず、目球を上下左右に動かしたり、ぐるぐる回す運動があります。

眼圧が高い方は、下を向いて行う運動や目に負荷がかかりやすい運動は医師に確認の上で行ってください。

まとめ

目の病気の最大の予防は、定期的に眼科を受診して目の状態を診てもらうことです。

つい後回しにしがちな眼科受診ですが、目がかゆい、乾燥しやすい、視力が変化したような気がする、コンタクトの使用で目に負担をかけている…など気になることがある場合は早めに眼科へ行く時間をつくって受診しましょう。

ぜひ目にやさしい生活を送って、健康な目で生涯を過ごしましょう。

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