楽しい思い出はいつまでも
いまゲームと言われれば、任天堂が出している Nintendo Switch各種や、3DS・2DSなどを思い浮かべるかたもいらっしゃると思います。
また、スマートフォンやパソコンを持っているかたにとってはアプリを取得して、その中で遊べるゲームもたくさんあることと思います。
ちょっと懐かしい昔のゲームの話、おつきあいください。
ざっくり
ハローキティワールド
私の自宅にはAV仕様のファミリーコンピュータがあります。(1993年/H5 12月1日発売)
これは任天堂が販売していたゲーム機の本体です。
この本体に差して遊べるソフトの1本が、キャラクターソフトが出しているハローキティワールドです。(1992年/H4 3月27日発売)
ちなみにこの1つ前に、ファミリーコンピュータが発売されています 。(1983年/S58 7月15日発売)
風船をつけて飛んで行ってしまったティッピーを助けるゲーム
ハローキティワールドは、右から左に流れるスクロールでゲームが進められます。
皆さんおなじみのキティちゃん(赤リボン)と、ミミィちゃん(黄リボン)が風船をつけて、全8ステージを様々な敵や障害物を避けながら、ティッピー(くま)を探しに行きます。
今回久しぶりに説明書を眺めてみると、ストーリーが書いてあったり、プレイするキャラクターの増やしかたであったり、ただゲームをしていたときとは違う発見がありと楽しかったです。
時代が繋がる
テレビでゲームをすることしかできなかったファミリーコンピュータ時代。ネット環境もなく、攻略本を買うことも多かったです。
いまの時代の楽しみかた
現代はYouTubeをはじめ、動画サイトが充実しています。
そのおかげでもありますが、ゲームの動画をあげてくれている人たちの方法を確認でき、どうすれば進めていけるのかだったり、効果的なアイテムの使いかたなど、参考にすることができます。
テレビの進化
テレビの進化も感じるところです。
このAV仕様ファミリーコンピュータは、端子をテレビにつないで行います。
ご存知のかたも多いのではないかと思いますが、赤と白と黄色の端子です。
テレビのモデルが新しくなればなるほど、この端子を直接つなぐ場所がないため、つなげるテレビがあるうちにやれたらいいなと思っています。
セーブはできないけれど
昔はパスワードをメモに書き留めて、続きから始めるゲームも多かったですね。
すぐに次へは行けない
現在のゲームには、セーブ機能が付いていることが当たり前になっていますが、当時作られたこのゲームにはその機能はなく、次回やるときも初めからやることになります。
だから新しいステージに足を踏み入れられたときは何倍も嬉しいですし、またここまできて、次に進みたいと思ったりしました。
当たり前は当たり前じゃなく、作られてきた
平成以降に生まれたかたにとっては、ゲームデータは自動で保存されるのが当たり前と思っているかたも多いのではないでしょうか?
しかし、驚くかたも多いかと思いますが、今回の「ハローキティワールド」のようなファミコン初期の時代、セーブ機能はありませんでした。
RPGゲームが普及し、データのセーブができるようになったものの、しばらくは不安定で、データが飛ぶこともしばしば…。
セーブができないという点において、忍耐強さが求められていた昭和・平成初期時代のゲーム。
令和になったいま、ゲーム依存症といったワードも飛び交っていますが、年月が経ち、いまの私のように、いつか当時では感じられなかった新たな発見ができたり、思い出や時代を感じる、ひとつの大切なツールになると思うと、ちょっとワクワクします。