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2020/08/10:フリーペーパーvol.53発刊!

スパイ映画みたい

まさかの逃走

年末にすごいニュースが入って来ましたね。日産前会長のカルロス・ゴーン被告の海外逃亡。楽器のケースに隠れたとか、いくつか説があるみたいですが、プライベートジェット(以下PJ)とはいえ、それをどうやって飛行機に積み込んだのか? 共犯者がいなければ飛行機にたどり着くことはできないですよね。

国家的謀略?

この逃亡劇の全容が明るみに出たら、きっと映画ができるでしょうね。想像ですが、これにはレバノン政府が深く関与しているのではないかと。ゴーン被告はフランス、レバノン、ブラジルの3カ国の国籍を持ち、どういうわけかフランスのパスポートだけ2通持っていて1通だけ弁護士に預けていたそうです。

もしゴーン被告とレバノン政府の間で話がついていたとしたら、大使館経由で偽名の外交官旅券の発行も受けられるはずです。それなら空港の出国者名簿に名前がなかったのは、うなずけます。

偽名でもレバノンの正式な外交旅券を所持していれば、外交特権で出国審査も形式上の簡単なものになるはずです。付け髭とかゴーンさんお得意の変装でもすれば、堂々と正面突破も可能です。それなら無理に(大柄な外人には)狭い楽器ケースに入る必要もないでしょう。

本当に楽器ケースだったのか?

新聞記事によると、大きすぎたり重すぎる荷物はX線検査や目視検査を省略することがあるそうですが、PJの乗客、それも外交官旅券を持つ人が一般の手荷物検査場を通るとは考えられません。空港には混乱防止のためにVIP専用のイミグレーションや手荷物検査場があります。有名人やスポーツ選手が出てくる「あの」通路ですね。

外交官は人そのものが「国」ですから入出国の検査はスルー、パスポート・コントロールも必要最小限の氏名の照合で済ませている可能性があります。ヘタにいちゃもんつけたら国際問題になりますからね。

怪しいPJ

Flightradar24によるとゴーン被告が搭乗したとされるPJが離陸した30分後に同じコースをイスタンブールに向かうPJが関空から離陸しています。いくら燃費が良くなって、遠くまで飛べるようになったとはいえ、PJが同じ日に同じ空港から30分の間に2機もイスタンブールに向けて飛ぶというのは不自然です。

後にこれら2機の乗務員がトルコの公安に拘束されたので、2機のPJはどちらかが「おとり」だったと考えられます。2機のうち1機はイスタンブールを目指し、もう1機、空気を運んでいるおとり機はフロリダ経由サンパウロでも捜査撹乱になったと思うのですが…

もし、ゴーン被告が箱に入らず、若干の変装のみで空のPJに堂々と乗り込んだとしたら、「楽器ケース」の中身は何だったんでしょうか?

口座凍結を予測して持ち出せる(箱に入るギリギリの量)現金や有価証券、貴金属だったのではないかと勝手に想像しています。

日本が「犯罪人引き渡し条約」を結んでいる国は2カ国。アメリカと韓国だけで、レバノンとはその手に約束事がありません。まず外交ルートで話をつけて、こっちの捜査員が出向いて本人を説得し、「うん」といえば帰りの飛行機の中で逮捕、「いや」といえば向こうの司法当局に「代理処罰」を求めることになり、非常にややこしいことになります。

レバノンってついこの前まで日本赤軍が拠点にしていた国ですからね。印象は最悪ではないかと。

まぁ、ご本人がTwitterで「レバノンにいる」と発信したかったのでしょうね。そうしないとマスコミはどこに行けばいいのかわかりません。

逃亡を手助けしたのはレバノンですが、ここに来てフランスも「うちに来てもええで」と手を上げました。ルノーのお膝元ですし、スキャンダルがルノーに及ぶのも困ります。

口封じのためにもフランス国内に軟禁したほうが得策…と考えたんじゃないですかね。ま、生活費だけ考えたらレバノンのほうがかなりお得ですが、あの辺は普通に生活するのに命かけなきゃいけませんからね。それぞれのメリット、デメリットを秤にかけたら日本の公安官憲に出会う確率が高くてもフランスを選びますね、私なら。

 

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