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なぜここで!? 高校サッカー、PK戦でまさかの中継終了に怒りの声!!

PK戦という緊迫した場面で、テレビ放送が終了した!

第98回全国高校サッカー選手権大会で、同点のままPK戦に突入し、その途中でテレビ中継が終了してしまったことに、視聴者やネットから「なんでここで終わるの?」といった、多くの批判の声が上がっています。

高校サッカー中継

高校サッカーは、各都道府県の代表校の試合を中心に中継します。こちらは鹿児島県なので、鹿児島代表の神村学園の試合を中心に中継します。他の試合はネットからのライブ中継や、優勝候補にあげられる高校の試合を、BSなどで再放送でしてくれることもあります。

高校サッカーは、準々決勝まで80分(前後半40分ハーフ)で試合を行います。テレビ中継もだいたい2時間ぐらいですが、80分間で決着がつけばそのまま中継が終了します。
しかし、引き分けで終わった場合はPK戦で決着をつけなければなりません。

PK戦は、いつ終わるか分からない

PK戦に入ると、両校5人ずつ蹴ってゴールを決めて勝敗を決めます。例えば先行のチームが3人ゴールを決めて、後攻のチームが3人外すとそこで試合終了。しかし、両チーム5人蹴って同点だと、決着がつくまでサドンデスに突入します。ここからは、いつ試合が終わるかが分からないのです。

問題となっているのが、PK戦でテレビ中継の途中終了。
1回戦、「富山第一 対 立正大淞南」との試合もPK戦に入り、4−3と富山第一がリード。5人目の立正大淞南のキッカーが外すしてしまうと決着がつくという緊迫した場面。そしてシュートしようとした瞬間に中継が終了しました。シュートは失敗となり、富山第一が2回戦に進出。あと数秒あれば最後まで結果が観れたのです。

ネットでは「なんでここで終わるの?」と怒りの声が続出。この試合以外のPK戦も途中で中継が終了がありました。各都道府県によって、最後まで放送するところもあるかもしれませんが、ほとんどの地域は途中で打ち切ることが多いです。これには本当に応援しているファンに失礼だと思うし、今年だけではなく、毎年PK戦での中継打ち切り問題は起きます。

「延長あり」という表記に

高校サッカーが開幕する時期は大晦日、正月と特番がたくさん放送される頃。日本テレビは1月2日、3日に毎年恒例の箱根駅伝があります。高校サッカーは12時と14時に試合開始しますが、12時で開始する試合は箱根駅伝が終了したあと、録画中継で放送されます。

試合放送スケジュールには「延長あり」と書かれていますが、それがいつまでなのかがよく分かりません。「試合終了まで放送」と書いてあれば、最後まで中継してくれます。

プロ野球中継のテレビ欄にも「最大延長21時54分まで」とよく書かれていますよね。それだと、試合展開がいい場面でも、22時近くになってきたら「そろそろ試合中継が終わるのか、しょうがない…」と納得する人もいるかと思います。高校サッカーでも「何時まで」と明確に書いてもらえたら、途中打ち切りの批判はそこまでなかったのかもしれません。

高校サッカーファンの人、代表校を応援している人など多くの人が観ています。テレビ局の都合はよく分かりませんが、最後まで決着がつくまで試合を放送してください。サッカーだけではなく、スポーツ競技は結果が分かるまで中継してもらいたいものです。

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