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最高でーす!!「ありがとう阿部慎之助デー」セレモニー開催!

電撃引退を発表した読売ジャイアンツ、阿部慎之助

2019年ペナントシーズン、5年ぶりのセ・リーグ優勝を飾った読売ジャイアンツ。チームを引っ張ってきたキャッチャー阿部慎之助選手が現役引退を表明。27日東京ドーム最終戦「ありがとう阿部慎之助デー」と銘打って試合が開催されます。

チームとして5年ぶり37回目の優勝

9月21日、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズを破り、5年ぶり37回目のセ・リーグ優勝を決めた読売ジャイアンツ。

3年ぶりに指揮を務めた原辰徳監督も優勝が決まった瞬間に涙を浮かべ、坂本勇人選手はキャプテンに就任してから初の優勝を決めました。

そして19年間ジャイアンツの生え抜き選手として活躍した阿部慎之助選手も、自身8度目のリーグ優勝。原監督と肩を組みながら喜んでいたシーンはファンも感動しました。

優勝した翌日に引退を決めた

優勝したそのあとに、記者会見を開き歓喜のビールかけを味わったジャイアンツの選手たち。

阿部選手はインタビュアーに、

「頑張るよまだ!これからだから!」

と答え、チームメイトと一緒にビールかけを楽しんでいました。

翌日、阿部選手は原監督と一緒に話す機会があり、そこで現役引退を決めたとのことです。

「原監督は僕の(阿部選手)将来のことを僕以上に考えてくださっていた、思っていることが一致した」

と話しています。

「頑張るよ!」とビールかけのときに答えていたから、来シーズンも現役で頑張ると思っていたファンも多かったし、まさか本当に現役を引退するなんて思ってもいなかったです。

5年ぶりに優勝を決めたこと。400号のホームランを打てたこと。そして坂本選手が新人の頃から積極的に声をかけ、阿部選手の次にキャプテンへ就任して初の優勝を決められたことが、引退をする理由の1つでもあったかもしれません。

日本一になって胴上げさせたい

ジャイアンツファンからも、そして他球団の選手やファンからも人気があった阿部慎之助選手。

引退が発表されてから「お疲れさまでした」と多くの声が寄せられています。

9月24日、甲子園での阪神タイガース戦で9回代打で登場した阿部選手。
阪神のピッチャーは長年対戦した藤川球児選手でした。

藤川選手はすべてストレートで勝負してくれて、阿部選手も思いっきりバットを振りましたが結果は三振。

このあと、ジャイアンツファンとタイガースファンから大きな拍手が送られたのです。

そして今日、27日東京ドーム最終戦は

「ありがとう阿部慎之助デー」

として開催されます。

4番キャッチャー阿部慎之助が復活し、長年チームメイトで「もう1度受けたい投手」として、スコット・マシソン選手が先発ピッチャーとして投げる予定。

「優勝もたくさん経験して、日本に1番長くいるマシソン」

と話し、1イニングだけ「マシソン、阿部」のバッテリーが復活します。

そして2番手には沢村拓一選手が投げる予定にもなっています。

「沢村、阿部」のバッテリーといえば、2012年の日本シリーズで阿部選手が沢村選手の頭をポカリと叩いたシーンです。これは、

「サインを見逃して、何してるんだ!」

という阿部選手の激でもあったのです。

ジャイアンツの大スター、阿部慎之助選手が引退。盛大なセレモニーも行われる予定でもあり、ジャイアンツファンは絶対見逃してはなりません。

今後は指導者の道として歩むことを目指す阿部慎之助選手。

ジャイアンツはクライマックスシリーズ、そこを勝ち抜けば日本シリーズと戦いはまだ続いて行きます。

27日は阿部選手の登場曲「September」が流れるシーズン最後の試合。そしてお立ち台で「サイコーです!!」という声が聞きたい!日本一になって、そして胴上げしてあげたい!

ジャイアンツで活躍した阿部慎之助選手の姿はいつまでも忘れません。背番号10を欠番にしたい。また頼もしい指導者としてジャイアンツのユニフォームを着る姿を楽しみにしています。

19年間、本当にお疲れさまでした。

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