大型補強をした読売ジャイアンツ。内海選手が西武ライオンズへ移籍。
プロ野球はペナントレースが終了すると、FAで移籍する選手に注目が集まります。特に巨人がどの選手を獲得するか、誰が移籍するのかが話題になります。広島の丸選手、オリックスの中島選手、西武の炭谷選手、メジャーから帰ってきた岩隈選手など豪華な選手が巨人に加わり、来シーズンは凄いメンバーになりそうです。
そして今日、15年間巨人のピッチャーを支えてきた内海哲也選手が西武ライオンズへ人的補償で移籍することが発表されました。
今オフの補強
丸佳浩外野手(広島からFA)
炭谷銀仁朗捕手(西武からFA)
中島宏之内野手(オリックス自由契約)
岩隈久志投手(マリナーズ退団)
クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(パドレス)
イスラエル・モタ外野手(育成)
レイミン・ラモス投手(育成)
山下亜文投手(育成)#巨人 #ジャイアンツ pic.twitter.com/PGjoOoRaZ3— Yuma (@MrYuma5) 2018年12月11日
【移籍】巨人・内海哲也、炭谷銀仁朗の人的保障で西武へhttps://t.co/zxk3MzA1KT
巨人は20日、FAで獲得した炭谷銀仁朗の人的補償として、西武側から内海哲也を獲得すると連絡があったことを発表した。 pic.twitter.com/DiBbgC5BHo
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年12月20日
ざっくり
フリーエージェント(FA)とは?
そもそも、フリーエージェント(FA)とはなんのこっちゃ? という方もいるでしょう。
8年間1軍に在籍して活躍した選手に与えられるFA。他球団と移籍する交渉などを行い、別の球団に入ることです。
一流選手の証
プロ野球の1軍に8年間も在籍して活躍することは相当難しいことです。実力でレギュラーを勝ち取り、監督やコーチからも信頼も得て、チームの柱として頼もしい存在になることでフリーエージェントの権利を獲るのです。
他球団からも要注意、要警戒されるほどの一流選手である証という意味で見たら、FAを獲得した選手は凄いことなのだと思っていいでしょう。
FA権を取るのは素晴らしいことで一流選手の証
— イソロイシン (@isorosario20) 2018年5月1日
大補強した読売ジャイアンツ
今年3位に終わった読売ジャイアンツ。3年間高橋由伸監督が指揮をとりましたが、2016年は2位、2017年は11年ぶりのBクラスで4位、今年は3位と1度も優勝できずに監督を辞任しました。
FAは毎年巨人に注目がいく
FAで移籍する選手にいつも注目が集まるのは巨人。
他球団で大物選手がFAを行使して「巨人に行くのではないか?」と話題が集まります。巨人の補強は毎年恒例といっていいかもしれません。
もう既に嫌われてる説ありますがね…。俊太もいますし、この2人で今後二塁の座を争ってほしいです。
FA補強は… こればっかりは巨人が毎年毎年の恒例行事のようになってますしね…。— ユノ (@Yuno_Pawa6) 2018年10月21日
過去には野手で落合博満さん、小笠原道大コーチ、村田修一コーチ、陽岱鋼選手などが巨人にFAで移籍。
投手では、川口和久さん、工藤公康監督、杉内俊哉コーチ、大竹寛選手などが巨人にFAで移籍しました。
今年は凄い大補強
1番注目が集まったのは、広島カープで2年連続のMVPを受賞した丸選手です。FAを行使し、巨人とロッテが交渉しました。広島も残留してほしいと交渉し、丸選手が選んだ道は巨人でした。
巨人へのFA移籍を表明する丸 pic.twitter.com/MtyG77DUnY
— やま (@1Nobuhiro) 2018年12月11日
「小さい頃からの憧れの球団であり、原監督から熱意が伝わった」
と語った丸選手。
他にも、オリックスから中島裕之選手、西武から炭谷銀仁朗選手、そしてシアトル・マリナーズから岩隈久志選手もジャイアンツに移籍することが決まりました。このときは現役を引退した杉内俊哉コーチや村田修一コーチ、山口鉄也さん、阿部慎之助選手、内海哲也選手、亀井義行選手も侍ジャパンメンバーでした。
2009年に原監督が侍ジャパンを指揮した第2回ワールド・ベースボール・クラシックで優勝した選手が集まったような来シーズンの巨人です。
まだだ…まだ足りぬ!第2回WBCメンバーを揃えた巨人の大型補強 https://t.co/7xM0Ka5DIu pic.twitter.com/Vj9gAFs11V
— 梨紗 (@gray_semibaroqu) 2018年12月8日
巨人が勝たないとプロ野球が面白くない
巨人ファンは全国にたくさんいます。僕の住んでいる鹿児島でも年に1回ペナントレースで試合を開催してくれます。オレンジタオルを持ったファンの方々がたくさん球場に集まり、スタンドはオレンジ色に染まるほどです。
スター選手が揃った
今回の FA で、来シーズンの巨人のスタメン争いはますます熾烈になってきました。
沢村賞を受賞したエース菅野智之選手、キャプテン坂本勇人選手、来シーズンからキャッチャーに戻る阿部慎之助選手、若き4番バッターとして成長した岡本和真選手など生え抜き選手がいますし、FAで加入した丸選手はほぼスタメンは確定でしょう。
岩隈選手の怪我も状態が良くて1軍キャンプからスタートする予定です。そして44歳を迎えるベテラン上原浩治選手も、球場の雰囲気をガラッと変えて、ベンチを明るくしてくれる頼もしい存在です。
上原、44歳には見えないよな 野球の道は虹色に輝く@野球まとめ : 【再契約・野球】巨人・上原浩治 背番号19 復活! ジャイアンツで完全燃焼☆ https://t.co/b59peWvSyM pic.twitter.com/acchrv1hT4
— 野球の道は虹色に輝く@野球まとめ (@nijiirobaseball) 2018年12月14日
若手でも2番セカンドで田中俊太選手と吉川尚輝選手がスタメンを争うでしょうか。キャッチャーは小林誠司選手と阿部選手、FA で加入した炭谷選手など、ここもレギュラー争いが熾烈ですね。
来シーズンこそ優勝
スター選手が揃った巨人。大補強には批判の声がたくさんありますが、FA で加入した選手たちは自分で巨人を選んだ道なのです。自分の人生だから巨人を選んだことに周りがとやかく言うことではありません。巨人ファンは温かく選手たちを迎えて応援します。
新生、原巨人はもう船出を切りました。広島カープの4連覇を阻止して来年こそ優勝することを巨人ファンは待っています。やはり巨人が強くないとプロ野球は盛り上がらない!!
僕、巨人ファンですけど、原監督が4年ぶりに帰って来ますよ‼3年V逸..CS敗退….来年は絶対優勝‼ pic.twitter.com/2GWTwhg6or
— キョン様原巨人優勝 (@LOVE75413722) 2018年10月24日
内海選手が人的補償で西武へ移籍
そして今日、ピッチャーの柱でもあった内海哲也選手が人的補償で西武ライオンズへ移籍するとの発表がありました。FA で炭谷選手を獲得したことで、西武側が巨人のプロテクトリストから漏れた選手の誰を移籍で獲得するのかも話題になっていました。
巨人・内海 FA炭谷の人的補償で西武へ「ジャイアンツでの15年間は最高の思い出」 #npb #野球 #giants #kyojin https://t.co/s7JAbNZBPX
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) 2018年12月20日
巨人で15年間在籍して2011年には18勝と最多勝を獲得し、感動して涙したシーンは忘れません。
通算133勝とチームを引っ張ってきた内海選手の移籍にはファンからも驚きの声が飛んでいます!
長野さんの代打逆転サヨナラ満塁ホームラン!内海さんの涙もいいねー!#ネオスポ pic.twitter.com/O5uEscH1ax
— バッシー (@bashikogiants) 2015年2月14日
内海おらんなるとか今年最大級のショックやわ…… pic.twitter.com/HLoyIvFLjl
— マッキー (@Escape3Weekend) 2018年12月20日
炭谷の人的補償が内海とはビックリ(゜ロ゜)
— はなこ (@hanataka0216) 2018年12月20日
ここ最近不調のシーズンもありましたが、8月31日横浜DeNAベイスターズ戦では6安打無失点で4年ぶりの完封勝利をあげました。調子を取り戻して来シーズンも先発の柱として期待していましたが、突然の移籍発表にはやはり衝撃が走りました。
フジテレビで放送している「ジャンクSPORTS」では、今シーズンで現役引退を表明した杉内俊哉コーチに、
「残り少ない現役生活だけど、頑張って行こうと思います」
とメッセージも語ってくれました。
今週のジャンクスポーツ見て感動してすぐの炭谷の人的補償で内海西武。
巨人ファンじゃないけどさみしいです。 pic.twitter.com/4grdF39o2e
— 赤月あかり (@sharp78com) 2018年12月20日
来シーズンは西武のユニフォームを着てマウンドに立つ内海選手。
先発の柱になれるように! 若手の見本になれるように! 最多勝をまた獲得できるように! そして西武の優勝に貢献できるように頑張ってください。ずっと応援しています!
言葉が全然出ないけど、西武でも頑張って下さい!💪💪
内海-阿部 バッテリー見たかったけど…
ずっと応援してますよ!!!#内海哲也 pic.twitter.com/WGxanWYlBR
— ボルチモア ワシントン G党 ※奮輝※ (@TYAMADAHOSHI) 2018年12月20日