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2019.10.10:フリーペーパーVol.43発刊!

鹿児島ふれあいスポーツランド受付、障害者への対応【前編】

鹿児島ふれあいスポーツランド受付の障害者への対応

鹿児島市のスポーツ公共施設「ふれあいスポーツランド」に、ほぼ10年ぶりに行きました。通算2度目の訪問でした。敷地面積の広い芝のきれいな施設には、たくさんの設備が整っています。約10年ほど前に1度行ったきりで、なぜ今まで来なかったのかという理由さえ思い出せないまま、受付に向かい、目的の場所とこの施設の利用方法を尋ねました。

ふれあいスポーツランド

友人からテニスに誘われ向かった場所が、この施設の屋内テニスコートでした。本数も少なく交通の便が良いとも言えないバスの発車時刻に合わせ、自宅近くの停留所から乗合バスを利用して向かいました。

施設の内容

「そういえば10年ぶり…」以前に1度だけ来たことがあると思い出したのは、館内に入っておおよその施設の並びを目にしてからのことでした。それくらい私はこの場所の存在を忘れていて、バスに乗っている間までは自分がこの施設に初めて来るものだと思い込んでいたほどでした。

建物の外にはサッカーやソフトボールなどの広いグラウンド、その他多目的な芝生の広場が広大に広がっています。館内は、温水プール、アスレチックジム、一番奥にテニスやフットサルなどの楽しめる屋根のある屋内グラウンドが何面も敷かれていました。

誰もがマイカーで来所できるわけではない

先に来ていた友人がテニスをしていることをラインの文字で知っている以外は、彼らが館内のどこでプレーしているのか、その施設がいったいどのあたりにあってどんな雰囲気のコートであるのかさえ知らない私は、まず受付に行って質問しようと思いました。

車を持つ余裕など無い私は、いつもと同じく長距離のバス移動で息を切らし、到着してまだ2、3分では、知らない館内の構図を理解するには酸素も水分も頭に回っていない状態。市の施設ということで、障害者手帳を見せれば無料で利用できる施設なので、自分が障害者であることとそれを示す障害者手帳もその時同時に提示しました。

通例、障害者が体力的に劣るという事情も、施設の専門の職員であれば当然知っているものだと思ってもいました。

ふれあいスポーツランド受付女性職員の対応

自動ドアから中に入り、まず目に入ったのは温水プールの入り口。その奥はずっと廊下が広がっていましたが、さらにその先がどうなっているのかについてはまったく分かりませんでした。

利用者の要望に応じた回答を期待できない

窓口に向かった私は「利用方法はどうなっていますか?例えばプールだと…、あと、利用料など使い方のルールを知りたいのですが」と質問しました。私がこのとき知りたかったのは、施設の一部としてのプールの情報「も」併せた、施設全体の情報でした。これから利用する設備を「プールにします」と決定したわけではありません。

体育館では何ができるのか?
テニスコートがあるならどういう種類のコートで利用料はそれぞれ設備ごとにどのように設定されているのか?
複数の施設を順番に使っていくことは可能か?
時間制限のようなものはあるのか?

そして、いちいち窓口で順番を並んで説明を待たなくても、どこか窓にでも使用案内のフローチャートのようなものが見やすいよう大きく貼り付けてあり、自分で読めば利用方法が一人で理解できるような場所があるのかどうか?ということについても。

むしろ居ない方がまし

しかし、私がいったん「プール」という単語を出してしまうと、窓口の職員は、なぜなの?と不思議に思うほど「プールはこちらです」「プールはこちらです」「プールはこちらです」「プールはこちらです」の連続。別にまだ「プール(だけ)を利用します」など一言も宣言したわけではないのに。

仮にプールを利用するとして、その前に一息ついて休憩を取ることすら出来ないの?

その他にもどんなことがこの施設で出来るのか説明を受けたり、その他の運動設備にはどのようなものがあるのか知ることすら許されないのですか…?とさえ思ったほどです。

私という利用者がプールを利用するのだということにしてしまって、「自分が仕事上説明することになっている説明内容を言い終えることだけに必死」みたいな様子で、機関銃のような一方的な説明に終止し、利用者が詳しく理解するための「時間」というか、「間」のようなものがまったく無いのです。

こちらは結構重いテニスの荷物を肩から下げてるし…まだ到着したばかりで息も切れて詳しくない場所の説明文を聴きとるには頭も回らない、といった事情などは、「まっ………たく」考えてもいないような説明になっていたわけです。利用者のニーズが二の次になってしまっているような、施設の職員の対応に私は辟易しました。

そうして思い出しました。

ここがこんなに良い施設であるにもかかわらず、私が2回目の訪問を決してしようとはせず、そのまま完全に忘れ去ってしまっていた理由が何であったかを。(後編9/29へ)

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