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シルバー人材による高齢者を助けるワンコインサービスがつなぐ未来

先日、桜島の埋没鳥居を訪れたあとの帰り道に、さくらじま白浜温泉に行った。そのとき入り口のこのポスターが目にとまった。

画像引用:公益社団法人 鹿児島市シルバー人材センター 

このポスターは鹿児島市内在住の65歳以上の一人暮らし・夫婦世帯にワンコインでお手伝いするサービス「ワンコインまごころサービス」のものだ。

100円(10分以内)のお手伝いメニュー例
・朝のごみ出し(分別の済んでいるもの)
・電球の交換(買置きのある場合、2m50cm以内)
・電池交換(買置きのある場合、柱や壁の時計など)
・台風前の戸締り(雨戸閉め・植木鉢片付けなど)

500円(10分以内)のお手伝いメニュー例
・分別してごみ出し
・洗濯物干し・取り入れ
・台風前の戸締り(雨戸閉め・植木鉢片付けなど)

ちなみに、片道3km・5品目程度(たばこ・酒などの嗜好品は除く)であれば、500円のワンコインで日用品の買い物もしてくれるようだ。上記のサービスは鹿児島市限定のものだが、ネットで調べてみるかぎり他の市町村でも同様サービスを行っているところがあるようだ。

ちなみに大隅の田舎に住む私の祖父は片目と足が不自由なので、ぜひこのサービスを利用したいと思い調べてみたが、残念ながらサービスエリア外だった。

しかし、高齢化社会の中で、シルバー人材層が担うことができることは多いように思える。歳を取っても、誰かのために何かをやるという「生きがい」をこのようなサービスで生むことができれば地域力は高まるだろう。

このようなサービスを自治体の仕組みとして標準化することで、誰かを支える自分自身が、いつしか誰かに支えられ、地域の中で看取られることができる「生涯、生きがいを持って暮らせる街」未来を創ることができるはずだ。

via:公益社団法人 鹿児島市シルバー人材センター 

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