メンタル心理カウンセラー資格取得を目指し、新たなチャレンジに向け心理学概論を学び始めました!
2019年6月15日(土)
本日から、メンタル心理カウンセラー資格取得を目指して勉強している日々の記録を書かせて頂きます。
心理学基礎概論。
1 理想のカウンセラーとして活躍する為には3つのポイントが必要。
① 自己理解を深め自分の問題を解決する。
② ストレス耐性を高める。
③ 学び続ける知的貧欲さを持つ。
なぜ3つのポイントが必要か?
①の理由
カウンセラー自身の問題が解決されていない状態で人を救おうとしてもクライエントの問題とカウンセラーの問題が混合してしまいクライエントの感情に巻き込まれる為。
②の理由
ストレスに弱い状態のまま、カウンセリングの現場に出てしまうとカウンセラー自身が精神的に追い詰められカウンセリングを受けなければならない状態になってしまう為。
③の理由
時代の変化やクライエントの要望に対応出来なくなる為。
①の克服
心理テストを実施して自己理解を深めカウンセリングを利用して自分の問題を解決していく。
②の克服
自分自身のストレスに対する理解を深め自分にあったストレス対処を身に付ける。
③の克服
「学び続ける」覚悟を決め学びを楽しむ。
2 ストレスは精神だけではなく身体影響も表れる。
カウンセラーが体調を崩しカウンセリングをお休みするようなことがあると、クライエントが困ってしまうので、日々、心と体のバランスを保つ事が大切。ストレスを放置すると、うつ状態など精神的な病に発展する可能性があるだけでなく、胃に出血や腫瘍が見られるなど身体症状が表れる危険なもの。
3 ストレスセルフマネジメント法とは?
ストレスマネジメント法→自分のストレスに関する事柄を書き出し視覚的に自己理解を深めていく方法。
カウンセラーは、どんなに忙しくても自分の心の癒しを日常生活に落とし込み自分自身をメンテナンスする事と睡眠が大切。
2019年6月16日(日)
4 思考的傾向とは?
思考的傾向とは→私達人間の「考え方の癖」のようなものです。
①プラス思考タイプ
メリット→良い思考の持ち主。機敏転換が上手だったり何でも前向きに考える事が出来る為、ストレスが溜まりにくく心の健康度が高い。
デメリット→物事を深く考えずに行動してしまう傾向がある為、軽率な言動が失敗を招いたり暴走して他者から反感を買う等のトラブルが起きやすい。
改善点→周りを見て、暴走しないように心がけるなど少し他者の意見を聞き入れる姿勢が大切。
②マイナス思考タイプ
メリット→とても敏感で慎重に物事を進めるので心ない人に利用されたり人に騙されるというような失敗は少ない。
デメリット→クヨクヨ悩んだり自分の殻に閉じこもる傾向がある。必要以上に考え込んだり、つい悪い方向に考えてしまって自分の考えに苦しんでしまう。
改善点→考え込みそうな時に自分に合った気分転換の方法を編み出す等、自分を必要以上に苦しめない対策を練っておく事が必要。
5 関係構築スキル
人間は集団の中に自分の居場所を求めて多種多様の人間関係の中で生活している「集団的動物」です。自分の居場所を見つけ愛情が溢れる環境で時を過ごしたいと望むのは人間のして当然の欲求。その欲求を満たす為には人間関係を築く事が大切。
①期待不認知タイプ
メリット→他者の好意を喜んで受取り素直に気持ちを表現する力をもっています。
デメリット→いつも相手の好意に甘えているばかりで、他者の好意を受け取る事に偏ってしまうと「ずうずうしい人」というマイナスイメージを持たれてしまう。
改善点→他者からの好意を受け取るばかりではなく、その好意に対して誠意を見せる事。
②期待負荷タイプ
メリット→人から何かしてもらうと確実に何かを返そうと一生懸命努力します。律儀でとても良い人。
デメリット→何らかの要因でその期待に応えられないと「自分は駄目な人間だ・・・」と自分を責めてしまう事もあります。
改善点→期待に応えようと過剰に抱え込む事を止め「人間関係を豊かにするため」という前提でおごったりおごられたりの関係を楽しむ事が大切。
③期待受容タイプ
周囲からの期待に応えることに誇りと喜びを感じられるのでマイナス思考に囚われる事も少なくストレスをプラスの方向に転じさせる力もあります。
2019年6月17日(月)
心を癒やすアロマの効果
アロマやお香の香りは、ただ良い香りがするだけでなく脳に刺激を与えホルモン分泌にも影響を与えます。
例えば、気持ちを落ち着かせたい時は「ラベンダー」「カモミール」が有効です。疲れた心を癒したりゆっくり眠りたい時におすすめ。落ち込んだ気分を元気にさせたい時は柑橘系の「グレープフルーツ」「オレンジ」が良いとされています。
2019年6月18日(火)
心理学の世界
1 心=脳
びっくりしたり興奮したりすると心臓がドキドキしたり、辛い事があると胸が苦しくなってしまうため「心=胸・心臓」と捉えがちですが実際は「脳」が心の働きを担っている。
近年、研究により大脳辺縁系の働きが関係している。
◎大脳辺縁系
・海馬→記憶や学習における大切な役割
・扁桃体→情動学習の中枢としての役割
・前頭連合野→行動の自発性や計画性に関連
◎「感情」→物事に関して生じる気持ちの事。
人間が最初に感じた感情は「恐怖」と言われています。理由は危険なものから逃げて自分の身を守ろうとする危機回避の働きが強いから。
恐怖・怒り・不安といった感情はネガティブな感情として捉えられますが、このネガティブな感情こそが人間の必要な感情。
このネガティブな感情と上手に付き合っていけば良いのですが、ネガティブな感情を強く感じ過ぎてしまう人からみればストレスフルな状態になってパニック症などに悩んでいる人も多く見られています。
※長くなりましたので、第101話ーその2に続きますね。