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2019.11.10:フリーペーパーVol.44発刊!

現代的如意棒活用法 〜ある車椅子ユーザーの知恵袋〜

突然ですが、皆さんは”つっぱり棒”をご存じですか?

両端に滑り止めが付いており、回すことで長さを自由自在に変えられ、簡易のカーテンレールなどに使われる棒のことです。スーパーや100均などで売られていますね。
このつっぱり棒、実は車椅子ユーザーにとって便利な道具なんです。今回は、その技を特別に伝授いたしましょう。(ドヤ顔でキーボードを叩きながら)

初級編 ドアを開けてみよう

梅雨となり、湿気の多いこれからの季節。
換気のために風呂場のドアを開けておきたいけど、段差があって少ししか開けなーい!そんな時は、そいや!
つっぱり棒でドアを押すだけで、開くことができます。

玄関前に急なスロープを設置しているため、上り下りが大変な場合も、そいや!
突然の宅配便などで、玄関のドアを開ける時も楽々開けることができます。(業者さんの驚かれた表情もセットでお届け!)
もちろん、防犯対策も忘れずに!

中級編 蛇口の開け閉めをしてみよう(ただし、レバータイプに限る)

低身長車椅子ユーザーが困ることランキング 第2位。
「キッチンの水道の蛇口が届かない」
そんな時も、つっぱり棒は便利!
レバー部分に端っこのゴム部分を当てて、そっと上げれば…はい!水が出ました☆
同じく、ゴム部分にレバーを引っかけて水を止めることも可能。
時々、レバー部分に棒などをつければ?と言われることもありますが、ソレだとレバーの向きによっては届かなくなる上に、自分以外が使う場合が邪魔そうで。結局、このやり方が楽なのでした。
ただし、ひねるタイプの蛇口では どうしたって開け閉めができないので、そこはもう蛇口自体を変えちゃいましょう。(ざっくり)
上下や左右に回すレバー式の蛇口で、お試しください。

上級編 物干し竿に掛かっている服を取ってみよう

低身長車椅子ユーザーが困ることランキング 第3位。
「押し入れなどにかかっている洋服が届かない」
はい。そういう時も、つっぱり棒の出番です。

マンガにもありますが、ハンガーは上から引っかけるタイプのものを選びましょう。
カチリとはめ込むタイプのものは、どうしたって取れません。あの、棒が空中をさまよう虚しさったら!

ちなみに、この技を習得したのは、数年前の桜島ドカ灰の時でした。
突然の噴火で火山灰が降り出し、外に干していた洗濯物を取り込もうにも、車椅子で外に出るには後々を考え躊躇する。そう考え、試しに屋内から引っかけてみたら、取れるじゃないの!
ただし、流石にタコ足ハンガーはどうする事もできませんでした。灰色に染まりゆくパンツを泣く泣く眺めることしかできなかった、あの日。
あの悔しさを、わたしは一生忘れることができません。

しかし、ハンガーを引っかけるにはY字型の方が安心なのでは?そう思った瞬間、わたしの脳裏にふと過ぎりました。

ありましたわ。
流石、先人の知恵です。皆さま、つっぱり棒の購入をお考えの際は、是非一緒に竿上げもご検討お願いします。

ちなみに、低身長車椅子ユーザーが困ることランキング 第1位は、またいつか。

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