昭和、平成、令和、だから昭和まで戻る
平成に関する記事を書いてと社長から頼まれて考えてみましたが、自分が当たり前のように聴いていた懐かしい昭和の曲を紹介してみます。 平成のほとんどを成人として暮らしてしまうと、平成元年でさえ、特別代わりのない最近のことのようにしか思えないのです。
ざっくり
フォーク、ニューミュージック、ポップス
ニューミュージックっていう呼び方知っていますか? 違いを感じるものの言葉で説明するのは難しいですけれど。
さよなら・オフコース・1970年(昭和45年)−1989年(平成元年)
1979年12月1日発売。オフコース通算17枚目のシングル。初めて聴いたのは中学1年生のとき。学校で英語の授業が始まったので、学習用にダビングもできるダブルカセットデッキ(ナショナル)を親に買ってもらったところ、語学用カセットテープのはずが、エアチェックの音楽ばかり溜まっていってしまったことが、始まりでした。
シェリー・尾崎豊・1965年(昭和40年)11月29日−1992年(平成4年)4月25日
1985年3月21日発売のアルバム「回帰線」B面最終10曲目に収録。中学3年に初めて聞きました。卒業シーズンになると尾崎豊の「卒業」が頻繁にラジオから流れてくる中、どこかのラジ番組で尾崎の別の曲を流してくれて知ったものです。かなりピンポイントで自意識を説明してくれていますね。
踊り子・村下孝蔵・1953年(昭和28年)2月28日−1999年(平成11年)6月24日
村下孝蔵6枚目のシングルA面、アルバム「初恋〜浅き夢みし〜」にも収録されています。村下孝蔵といえばこの曲か、または「初恋」ばかり取り上げられるほどの代表曲で、オリコン10万枚のヒット曲となりました。「こたえを出せずにいつまでも暮らせない」という歌詞に、今では古臭くなってしまったかのような責任の思想、を感じます。
女性ボーカル
透き通る歌声と評されましたね。自分がカラオケで歌うのが、とても難しいです。
Squall・松本英子・ 1979年(昭和54年)6月16日−活動中
松本英子2枚めのシングル。1999年(平成11年)9月8日の発売で、ドラマ『パーフェクトラブ!』の挿入歌に使用されました。もとは福山雅治が作詞作曲したものだということは随分あとで知りました。もともと松本英子の曲を福山がカバーしたと勘違いしていたほどで(福山雅治自身はセルフカバーして自分も歌っています)、それだけ松本英子の歌が良いと思っていました。これだけ平成ですけど、まあ良いですよね。
未完成・薬師丸ひろ子・ 1964年(昭和39年)6月9日−活動中(作詞作曲・中島みゆき・ 1952年(昭和27年)2月23日−活動中)
薬師丸ひろ子の通算4枚目のアルバム「星紀行」に収録。同じく中島みゆき作詞作曲の「空港日誌」とともに収録されています。薬師丸ひろ子がパーソナリティを務めるラジオ番組「ウィークエンドファンタジー」(提供:いすゞ自動車、旭光学)で中島みゆきがゲスト出演したときに流れた曲で、中島みゆき自身もアルバム「回帰熱」でセルフ・カバーしました。
もうすぐ令和
元号が変わるのが人生で初めての人もいれば、2度めの人、それ以上の人もいるでしょう。昭和をそれほど古く感じないのですが、同感できる人はいますか?