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2019.10.10:フリーペーパーVol.43発刊!

自閉症のかたが見ている世界に近づける3冊

4月2日は「世界自閉症啓発デー」

自閉症と聞いて、どんなイメージがありますか?

毎年、4月2日は「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」。2007年に国連が定め、自閉症をはじめとする発達障害について世界各地で広く啓発する活動が行われます。

名称から「常に自分の殻に閉じこもっている」「心を閉ざしている」など勘違いされがちな自閉症ですが、脳の発達のしかたが多少異なることから生じる発達障害のひとつです。

日本では、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」と位置づけています。この機会に、自閉症や発達障害のことを少し学んでみませんか?

今回は、自閉症に関する書籍を3冊紹介したいと思います。

『すずちゃんののうみそ』

『すずちゃんののうみそ』は、自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorder:ASD)のすずちゃんのお母さんが言葉の話せないすずちゃんにかわって書いたお手紙です。

保育園のおともだちに向けて書いた「すずちゃんのなぞ」を、元々は紙芝居として自費出版しましたが、これが絵本となって岩崎書店から出版されています。

何でみんなができることがひとりでできないのか、何でかわった行動をするのかなど、すごくわかりやすい表現で書かれています。

自閉症のことがスーッとわかって、自閉症のひとを身近に感じられる一冊。

あ、自閉症ってこうなんだ! そんな気づきが得られるかもしれません。

『東田くん、どう思う?』

『自閉症の僕が跳びはねる理由』『あるがままに自閉症です』など、多くの著書を執筆されている自閉症の作家 東田直樹さんと、精神科医 山登敬之さんがふたりでやりとりした書簡を収録している『東田くん、どう思う?』

ホームレスの自立を支援するビッグイシュー日本が発行している雑誌『ビッグイシュー日本版』に、2013年4月から2015年8月まで2週に1度掲載された、東田さんと山登先生の往復書簡が元になっています。

もちろん、自閉症という症状をもって生まれてきたかたすべてが同じ感覚ではないと思うので、自閉症のことがわかったなんぞと軽々しくは言えませんが、東田さんが感じている、経験している感覚はこの本を読むとなんとなくですが、理解できます。

『東田くん、どう思う?』から感じること、とても多いと思います。

『自閉くんのマニュアルがありません』

自閉症スペクトラムと知的障害をもつ息子さん「こうちゃん」の成長を見守る中で、お母さんが感じた接し方のヒントを4コマ漫画でわかりやすく伝えてくれる『自閉くんのマニュアルがありません』。

4コマ漫画なので、気楽に目を通すことができるでしょうし、同じような環境で生活しているかたには生活を彩るヒントがいっぱい隠れている一冊です。

「なんとなくこんな感覚なのかな」とか「こんな感じで接するといいかも」など、自閉症のかた、知的障害のかたに接するときに参考になる、彼らに興味をもつきっかけになるかもしれない本だと思います。

自分が入りやすいところから自閉症を学んでみては

今回は多くの書籍がある中で、わたしが入りやすいと思った『すずちゃんののうみそ』『東田くん、どう思う?』『自閉くんのマニュアルがありません』をピックアップしてみました。

絵本・往復書簡・漫画と取り上げてみましたが、自閉症や発達障害に関する本は多く出版されていますし、映画やDVDなどもあります。興味のあるかたは、ぜひ見てみてください。

全国各地で自閉症啓発のイベントもたくさんありますので、そちらにも足を運んでみてくださいね。

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