心筋症にも種類がある
難病指定の心筋症。心筋症と言っても、種類があります。『特発性拡張型心筋症』と『肥大型心筋症』の2つがあります。今はこの2つが主です。
特発性拡張型心筋症とは
心臓の筋肉が薄くなり拡張して収縮力が低下する病気です。症状も様々で、ほとんど症状がないものから動けないほどの重症や突然死するものまで様々です。
原因は、薬剤、糖尿性、アルコールなど。原因がはっきりしないものもあります。
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拡張型心筋症 pic.twitter.com/jsngiEW2DX— 酒粕@スイスポ&up!GTI納車待ち (@sakecars) 2019年3月2日
拡張型心筋症・・・心臓内部の空間が大きくなる病。5年生存率76%突然死も稀ではない。
— 医龍登場用語解説 (@iryuyougo_bot) 2019年3月27日
肥大型心筋症とは
心筋がどんどん分厚くなり、心臓の機能が低下していく病気です。肥大型心筋梗塞の原因は遺伝と言われていますが、必ずしも遺伝というわけではありません。若い人の突然死の原因でもあります。
心電図で左室肥大を疑ったら必ず聴診や心エコーで原因検索を行う。
高血圧性心疾患、閉塞性/非閉塞性肥大型心筋症、拡張型心筋症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、Fabry病などが原因となりうる。— 医学生メモbot (@medimemo) 2019年3月25日
若年者+運動時の胸痛+失神+突然死の家族歴→肥大型心筋症を鑑別疾患に挙げること。
— 医学メモBot (@Medical_Bot) 2019年3月20日
虚血性心筋症と言うものもある
狭心症、心筋梗塞を合併し、心臓への血のめぐりが悪くなるのが原因で心臓全体の収縮力が落ちて左室壁が拡大し、心機能が悪化する病気です。症状は、呼吸困難と、不整脈があります。
iPS細胞を使って心筋シートを作り虚血性心筋症や拡張型心筋症の治療に使う治験の結果を見るとかなり症状の改善が見られる模様。
一般治療ができるようになるまでの辛抱か。
頑張ろう。— シャム (@kinngyosikou) 2018年11月19日
従姉妹が突然ドクターヘリで運ばれた
12月初め頃に、私の従姉妹がドクターヘリで運ばれました。運ばれたと聞いたときはびっくりしました。血が固まりちゃんと心臓が動いていなかったようです。
手術をして今は、月に一回通院しているようです。『心筋症になった。もう一生治らない病気だって。』と言っていました。従姉妹には3人子どももいて、今からなのに本人はとても悔しいんだと思います。
私にできることはないか・・・と言ったら『子どもの子守してほしい』と。いくらでもする!と重たい2才児を抱えました(笑)すぐお母さんを求めますが(笑)
心筋症といったら怖い病気
連日ニュースで取り上げられた1歳の男の子川崎翔平ちゃん。
翔平ちゃんも拡張型心筋症で、手術するのに3億6000万必要と医者に言われ、翔平ちゃんのご両親は募金活動をしていました。そして、メジャーリーガーの大谷翔平選手と同じ名前ということで大谷翔平選手も御見舞に行っていました。そして目標の3億6000万が集まり手術ができると思った頃に、川崎翔平ちゃんは病大が悪化し亡くなりました。
心筋症は怖い病気と思われがちですが、きちんと治療をすれば経過も良くなっていきます。昔は、ガンなどになってもあまり効果がなかったですが、今はいい薬や治療法があるのでとても頼りになります。従姉妹も病気に負けずに頑張ってほしいです。