2016年4月1日より「障害者差別解消法」が施行され、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交っているのか?障がいを抱える人々はどのような合理的配慮と出会っているのか?そんな日常に潜む合理的配慮【GO!HI!(ゴーハイ!)】を紹介する当コーナーでは、当事者の日常で起こる「合理的いいね!」や「合理的じゃないね!」をお伝えしていきます。
※当コンテンツは、鹿児島を代表するローカル紙「南日本新聞」様にて2017年10月より掲載開始し、2018年10月1日(月)に掲載された紙面オリジナルコンテンツの【GO!HI!ゴーハイ的合理的配慮な日常-】をバックナンバーとしてお届けしています。
レジにて
Illustration by|*マリコ*
生活に必要な買い出しだけでなく、ストレス発散や趣味として買い物を楽しむ人は多いと思います。
それは車いすユーザーも同じです。
私たちの場合、商品を袋に入れて車いすに掛けるという動作が難しく、申し訳ない気持ちを抱えながら店員さんにお願いします。ある日、それほど時間がかかっていなかったのですが、店員さんが次の人に「すいません」と謝った言葉を聞き、心がモヤモヤしました。
顔なじみのスーパーでは、店員さんに大きな声で話しかけられることも。
周囲も手伝ってくれて非常にありがたいのですが、にぎやかな雰囲気が恥ずかしいこともあります。
普通に買い物ができるよう、一般客も使える車いす優先レジがあったらいいなと思いました。