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2019.08.10:フリーペーパーVol.41発刊!

看護師さんより患者の僕が詳しい? と最近思ったこと

毎月通院している僕の方が、治療の手順が詳しいと思った

僕は月に1回は病院に行って治療をしています。採血をして主治医の診察で問題なければ点滴治療をしてもらいます。化学療法室という特別な部屋でしてもらうのですが、やり方の手順も患者の僕の方が詳しく、看護師さんにやり方を教えてしまうこともたびたびあります。

クローン病の点滴治療「レミケード」

その点滴とは「レミケード」という、クローン病や潰瘍性大腸炎、関節リウマチなどの患者にも使われる薬です。

4週間に1回投与

レミケードは患者それぞれ投与間隔は異なります。僕の場合は現在4週間に1回投与にしてもらっているので、大体1ヶ月間隔で治療してもらっています。

かれこれ10年以上もレミケード治療をしています。この薬のおかげで、昔と比べると体調も良く、寛解維持も保てています。

化学療法室の看護師さん

レミケードは、2泊3日で入院治療する決まりになっていましたが、現在は外来受診もできるようになりました。

僕の行く病院には化学療法室という、主に抗がん剤を投与する患者が利用する部屋があり、僕も同じ部屋で治療してもらっています。その化学療法室の看護師さんも、長年の付き合いの人もいるし、顔も名前も知らない看護師さんもいます。

レミケードは注意しながら投与すること

化学療法室に行くと、体温や血圧を測ってからレミケードを投与してもらいます。投与時間は大体2時間ぐらいかかります。僕はずっとベッドで横になっていたり、テレビを観ていたりするだけです。

15分おきにストップウォッチが鳴り、看護師さんが、
「体調は変わりない?」
と聞いてきて、体温と血圧を図るのです。

レミケードはものすごく作用の高い薬で、まれにですが気分が悪くなってしまう患者もいるそうです。なので、慎重に投与することが大事で、看護師さんもちょくちょく様子を見にきます。

手順がまだ分からない看護師さんに教えてしまう

10年以上も化学療法室で治療をしていれば、担当看護師さんも病棟異動などで変わることがありますし、入ってきたばかりの新人看護師さんが担当することもあります。

ストップウォッチが鳴ると、まだ慣れていない看護師さんはレミケード治療の手順が分かってなくて、先輩看護師さんに教えてもらったりもしています。

自分から手順を教えることもある

まれに僕が教えてしまうこともあります。

この前の治療日のことです。ピピピ!とストップウォッチが鳴って新人看護師さんが来ました。すると点滴をずっと見つめていて「何をしたら良いのか」という表情になっており、電子カルテなどを何回も確認していたのです。先輩看護師さんはその時は近くにいなくて、もう僕が分かっているから「黙っているのもなんかなぁ」と思ったので、ついその看護師さんに、

「血圧や体温を測ってくださーい」

と伝えました。

「あ!そうでした。すみません…」

と申し訳ない感じで看護師さんが測定してくれました。このようなことは何回かあります。「余計なお世話かな?」 とも思ったこともあるし、患者が言うことではないかもしれません。看護師さんが、
「ちょっと待っててくださいね」
と言ってから、先輩に聞きに行くのが当たり前のことだと思います。

ですが、レミケード治療の経験は僕の方がベテランなので、さっきも言ったとおり、
「体温や血圧をお願いします」
とお願いすることもあります。

ここが大事なところですが、レミケードを投与し終えるとすぐ針を抜くのではなく、点滴の管にまだ残ってあるレミケード薬を別の点滴で落として、すべて投与しなければならないのです。

やり方が分からない看護師さんは、点滴が全て落ちたら、
「終わったので、針を抜きますね」
と言ってすぐ抜こうとするのですが、僕は、
「まだルートの中にレミケードが残っているから、それを全部流してから抜かないといけないんじゃないですか?」
と聞きます。

「流さないといけないんですよ」
と知っているような言い方ではなく、
「流さないんですか?」
と問いかけます。

レミケードは約25万円〜30万円もする高価な薬であり、少しでも残して止めるというのはいけません。全部投与しなければならないのです。

患者の僕が看護師さんに手順を教えているというのは、本当はいけないことなのかもしれません。看護師さんがレミケード投与の手順を勉強して覚えないといけない、これが本当のことだと思います。

でも、僕が病院のあとに用事がある場合は、看護師さんに上記のように手順を教えてしまうというケースが何回もあるのです。でも教えたことがきっかけで世間話や仕事の話をしたりするなど、フレンドリーになった看護師さんもいます。

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