オリンピック放送を観ていると、民法放送では多くの芸能人がメインパーソナリティーを努めています。
SMAPの中居正広さん、嵐の櫻井翔さんとジャニーズ陣が頑張ってオリンピックを盛り上げてくれていますね。他にも様々なタレントさんやアナウンサーも司会を努めています。
オリンピックも終わり、いよいよ9月に始まるリオパラリンピックの試合をハイライトで放送するNHKの番組「みんなで応援!リオパラリンピック」に、V6の三宅健さんがメインパーソナリティに就任しました。
気になるのは、障害のある・なしに関わらずみんなが楽しめるわかりやすい放送を目指し、NHKが今回初の試みだという「ユニバーサル放送」にチャレンジするということ。
今回のパラリンピックの番組で、手話を使うキャスターが出演するのは初めての試みです。
「ユニバーサル放送」とは、視覚や聴覚に障害のある人にも楽しめるよう、人にやさしい情報環境で放送するということ。聴覚障害者に向けては、手話によってルールや見どころの説明、中継録画映像に字幕を付ける。また、視覚障害をもつ方にも音声だけで試合全体の状況がわかるように解説を付けます。
人にやさしい情報提示を行うということですね!
パラリンピックの応援番組は、健ちゃんと一緒に手話やってた早瀬さん、貴田さんも手話キャスターとして番組にいるそうで。視覚障害をもつ人、聴覚障害をもつ人、障害をもたない人が楽しめるようになってて、『ユニバーサル放送』という初の試みなんだと。
何か良い感じだぞ— 瑠以@フラロス再発 (@kazuki_dt) August 22, 2016
三宅健さんは、現在Eテレで放送の「みんなの手話」を3年努めています。ジャニーズの中でも彼の手話は評判だといいます。基本の挨拶から質疑応答の会見など、様々なシチュエーションで手話を使用していくとのこと。
「まだまだ力不足ではありますが、手話を生かせる機会をいただくこととなり驚きましたが、今から気持ちが高ぶっています」
三宅さんが手話を覚えたのは、握手会で出会った聾のファンの女性がきっかけ。
10年前から仕事の合間に講習会に通い、手話を学び始めた三宅は「ファンの方にろうの女性がいて、握手会で手話で話しかけられた時に全く話せず、そのことがずっと気になっていた」ときっかけを告白。
「ユニバーサル放送」という初めての試みにメインパーソナリティとしてオファーがくるってすごいことだよなあ。
— あこ (@acopcy65) August 5, 2016
ファンの方に「聾(ろう)」(聴覚障害者)の方がいたことをきっかけに、週1回2時間の手話教室に通い始めて手話を身につけたそうです。三宅さんのファンへの思い、素敵ですね!ちなみにV6のメンバー全員も手話を勉強しているのだとか。
そして三宅さんは聴覚障害者の方と触れ合って、たくさんの意見交換をした中で「パラリンピックの番組に手話がついていなくて残念」という声があったといいます。
https://twitter.com/qulae_2D/status/765559661219020800
今年の五輪をきっかけに、障害のある方もない方もテレビの前で一緒に楽しめる番組がどんどん増えていきそうですね!
「もし手話を完璧に極めることができるようになれば、より聴覚障害者の方の意見が聞けるのではないか?」とも話している三宅さん。
以前ひふみよタイムズでも紹介しましたが、聴覚障がい者は私たちが思っているよりも不便を感じていることが多いのです。
1234times.jparticle_1112.html
「みんなで応援!リオパラリンピック」
- 【放送予定】9月9日(金)~20日(火)
- [Eテレ]後8:00~8:45
三宅健さんの手話にも注目ですね!パラリンピックをより楽しんでもらえる初の「ユニバーサル放送」の普及に期待です!
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2076176.html
via:朝日新聞デジタル
via:NHK技研 研究年報