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楽しく手話を覚えたい!「ミラクル9」の手話クイズが話題に!

「覚えやすい!」「勉強になる!」と好評だった

毎週水曜日20:00〜20:54に放送中のテレビ朝日系人気クイズ番組「くりぃむクイズ ミラクル9」。くりぃむしちゅーの上田晋也さんが司会を努め、有田哲平チームとゲスト芸能人チームが9人ずつに分かれて様々なクイズに挑戦するという、幅広い年齢層の人が楽しめるバラエティー番組です。

2月5日と3月4日に放送されたミラクル9で「はじめての手話クイズ」というコーナーが始まり、「楽しく手話を覚えられる」と好評で話題となりました。

東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため

今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。世界から多くの観光客が日本に訪れるため、ミラクル9では「はじめての手話クイズ」という新コーナーが始まりました。
司会の上田さんも「コミュニケーションを取る方法として、手話が注目されています」と話していました。
手の動きで簡単な挨拶の仕方など、クイズをしながら覚えられるという新しい試みで、視聴者から「覚えやすい」「とても勉強になる」と大好評でネットでも話題になったのです。

デフリンピック

オリンピック・パラリンピックが開かれるためと番組では話していましたが、聴覚障害の方はパラリンピックに出場できません。出場できるスポーツ大会は4年に1度開催されるデフリンピックなのです。分からない方も多くいると思うので、ここもしっかりと確認して伝えてほしかったと思います。

手話を覚えたいと思っていた

ひふみよベース紫原では、特別支援学校から難聴障害の方も仕事を体験で利用されることもあります。話し相手になりたいけど手話が分からないため、筆談だったりスマホやパソコンに文字を打って、メッセージを見せたりしながらと楽しくコミュニケーションを取り合ったりもします。そこで僕たちスタッフやメンバーのみんなとよく「手話を覚えて話をしたいよね」と相談することも多いです。でもみんな忙しくかったり用事があったりと、なかなか手話を覚える機会や時間が取れません。

手話クイズ

ミラクル9は僕が今1番好きなクイズ番組で、いつも楽しく観ています。2月5日の放送で、手の動きや形で相手に「こういう意味なんですよ」とよく分かる手話クイズが出題されました。

例えば、人差し指を1本立てて横に振ると「何?」という質問をしているという意味になります。そして「右手で2本の指を立て、左手で4本指を立てながらぐるっと回して手を下げて指を振る」これが何の意味か、という問題もありました。答えは「コンビニはどこですか?」という質問を表すということでした。

2本指と4本指で24時間という意味を表していることから、「24時間営業しているコンビニ」ということで「そういうことか、なるほどな〜。めっちゃ勉強になる!」と楽しくクイズを見ながら勉強にもなったのです。

手話は人それぞれ違う

ミラクル9で出題された手話が全員共通ということではありません。手話に詳しい同僚に聞いたのですが、人それぞれ手話のやり方が違うということも知りました。
でも2つか3つほどでもいいので挨拶ぐらいの手話を覚えておくだけでも、聴覚障害の方や耳が聞き取りづらくなった高齢者の方と今後接するときに少しでも約に立つことがくると思います。

クイズで手話は良い試み

最近のクイズ番組は、インテリ芸能人といった学歴のある人が超難問に挑んだりするものが多いと感じます。同じテレビ朝日系列の「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」では、人気ゲーム「テトリス」のような「漢字消しマス」という、家族で楽しめそうなクイズも出題されます。「番組も色々な問題の作り方をするな〜」と思ったりもしますが、ミラクル9で手話クイズを考えて出題してくれたことは本当に嬉しかったです。

コミュニケーションの取り方は本当に人それぞれです。手話と口話を組み合わせて伝えてもいいし、ジェスチャーを交えてもいいのです。手話を覚えたい!と思う人に、ミラクル9の手話クイズを観るのもおすすめかなと思います。1時間番組なので、毎回クイズを出題してくれるかは分かりませんが、2時間や3時間のスペシャルでは色々な手話をクイズを出題してほしいです。
たくさんの人に認知してもらい、そして手話を使うことが当たり前の時代になってほしいとも思っています。

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