街中を歩いていると点字ブロックを目にすることは多いんじゃないでしょうか?私は小さい頃何も知らずに、点字ブロックの上を歩いていて、母親に怒られたことがありました。
視覚障害者が足裏の触感覚で認識できるよう、突起を表面につけたもので、視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設されているブロック(プレート)のことです。ブロックの種類は誘導ブロックと警告ブロックの2種類だけです。
点字ブロックって何種類もあるのかと思っていましたが誘導ブロックと警告ブロックの2種類だけなんですね。
最近では、小さいお子さんをベビーカーに乗せて、点字ブロックの上を歩いているお母さんを見ているとそわそわしてしまいました。進行方向に視覚障害者の方がいたとしたら事故につながりかねません。
点字ブロック絡みで、最近はこんな事故もありました。
http://mainichi.jp/articles/20160821/k00/00m/040/029000c
人命が失われるという悲しい事故も。
【線路に転落】盲導犬連れた男性が電車にひかれ死亡…犬が柱を避けて歩いた?https://t.co/7sLnObEC51
ホームには、点字ブロックの一部をつぶす形で柱が並んでいる。日本盲導犬協会「ホームは犬と一緒でも非常に危険」 pic.twitter.com/q8eQfqxhH2
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 17, 2016
点字ブロックは設置すること自体は目的ではなく手段です。点字ブロックを使って、視覚障害をお持ちの方が安全に街中を歩くことができることが目的です。柱につぶされた点字ブロックが人命を奪った原因だと思うと、目的と手段を履き違えているとしか思えません。しっかりと、総点検して欲しいものです。
さて、今回話題にしている「点字ブロック」は日本の岡山県が発祥の地らしいです。
三宅精一さんという発明家が、視覚障害者の方が交差点で事故に遭いそうになっている光景を目にして、考案したようです。
http://www.tsrc.or.jp/anzen/history/
海外では公共施設に点字ブロックが設置されている所が少ないようです。海外では点字ブロックの存在から日本の福祉の在り方に感銘を受ける方も多数いるようです。
点字ブロックは2012年に日本のJIS規格をベース国際規格が定められ、今では150以上の国に広がっています。
企業の広告として、点字ブロックを普及させようという取り組みもあるようです。
「広告」として活用する、点字ブロック。
Active Block | minna | 861 pic.twitter.com/yHm59781YX— !DESIGN (@i____DESIGN) August 18, 2016
あたり前のことですが、点字ブロックって視覚障害者の道標になる場所です。
県庁にこんなドーナツ屋出店してねーよwつかそこ点字ブロックの上だろ!!
— まめ (@metalwing0) September 8, 2012
すごい広い道なんだしちゃんと点字ブロックもついてるんだしもうほんの数歩進むだけで誰にも迷惑かけない地点に着くのにどうしてそこで立ち止まるのって人が多くて
— 回転喫茶のプリン (@muzel_clover) August 18, 2016
多い時はこの点字ブロックの上にゾロゾロ並んでるんだけどコイツらアホなの?バカなの?
その点字ブロックはせめて境界線と思えょ(; ̄д ̄)
とにかく当たり前のように広がって並ぶからこっちはえらい迷惑なんだけど(; ̄д ̄) pic.twitter.com/NJhwLOfVE1— まるるん☆デラックス (@suzumal) August 11, 2016
私はなるべく道の隅っこを歩くようにしています。皆さん、街歩きの際は気を付けましょう。