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悔しさからの念飛ばし

2016年4月1日より「障害者差別解消法」が施行され、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交っているのか?障がいを抱える人々はどのような合理的配慮と出会っているのか?そんな日常に潜む合理的配慮【GO!HI!(ゴーハイ!)】を紹介する当コーナーでは、当事者の日常で起こる「合理的いいね!」や「合理的じゃないね!」をお伝えしていきます。

※当コンテンツは、鹿児島を代表するローカル紙「南日本新聞」様にて2017年10月より掲載開始し、2018年7月2日(月)に掲載された紙面オリジナルコンテンツの【GO!HI!ゴーハイ的合理的配慮な日常-】をバックナンバーとしてお届けしています。

食べ物

Illustration by|えりこ

私たちは食べることが大好きです。よく通る道などに新しい飲食店が出来ていると車いすが入れるかをすぐにチェックしてしまいます。そして、段差が見えると「車いすだと入れないじゃん!」と芸人を思わせるような速さでツッコミ、メラメラと負の念を送ってしまうのです。メニューを見て珍しい食べ物だったり、食べてみたかったものだったり、無性に食べたいものだったりすると余計に“行けない”という現実が残念でなりません。ですが、たまにこの漫画のような出来事が起こります。別の入口があったり、お店が2階で階段しかないと思いきやエレベーターがあったりするのです。これから新しい飲食店開業を目指している方、車いすの念にお気をつけください。食べ物の恨みは怖いですよ。

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