fbpx
2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

生きている心地がしない!? 睡眠障害と睡眠薬について

普通に寝たいです……。

皆さんはしっかり眠れていますか?
ちゃんと寝てるよ! という人は、もちろんいるだろうと思いますが「最近忙しくて眠れてないの……」という人も多いでしょう。
しかし、私の場合「寝たいのに眠れない」「起きたいのに起きれない」という生活を長く送ってしまっていました。

睡眠障害の始まり

私は発症してから全く眠れなくなりました。
元々、短時間の睡眠で大丈夫なタイプでしたが、発症してからそれを超え、1日に1、2時間ほど寝れたら奇跡というレベルになってしまいました。
そこで睡眠薬を処方してもらい、その力で寝るようになりましたが、今度はそこそこ寝れているけれど朝に意識が朦朧としてしまい、すっきりと起きれなくなったり、何度も悪夢を見るようになってしまったりで、なかなか自分に合ったお薬を見つけることが出来ませんでした。

それではここで、睡眠障害がどれだけ厄介なのか、タイプ別に分けていこうと思います。
もしかすると「睡眠障害ってただ眠れないだけじゃないの?」と思っている人もいるかもしれません。結論を先に言ってしまうと、そうではありません。なかなか、睡眠障害は奥が深いんですよ……。

睡眠障害って実際どんなものなの?

睡眠障害には4つのタイプがあります。それは、
・入眠障害(床についてから眠るまで、極端に時間がかかる)
・中途覚醒(睡眠中に何度も目が覚めたり、その後眠れなくなってしまう)
・早朝覚醒(朝、極端に早い時間に目が覚める)
・熟眠障害(熟睡した感覚を得られない)
以上のタイプです。
これらは人によって、1つの症状を訴える人もいれば、複数の症状を同時に体験する人もいます。
ちなみに私は早朝覚醒以外の3タイプの症状を同時に体験していました。
「眠れない→寝ても薬の効果時間がきれてしまうと目が覚める→眠れない」という状態が無限ループで続くので、眠れた気がしないのも当然ですよね。

睡眠障害と戦う。私の場合。

今のところ、睡眠導入剤としてマイスリー(ゾルピデム)を服薬。そして、睡眠薬としてサイレース(フルニトラゼパム)を服薬しています。他のお薬や、他の組み合わせを試したりしましたが、これが私に一番合っていると思っていて、実際にベッドに横になるといつの間にか眠り、翌朝まで目が覚めないという状態なので納得もしています。睡眠時間が少ないと翌朝に少し眠気が残ってしまうので、出来るだけ早く寝る必要がありますが。

睡眠薬で安全に、自分を守るために。

お薬に頼りっきりというのはどうかなあとも思ってはいるのですが、お薬なしでは、いくら疲れていても眠れないのでどうしようもありません。
そして眠れたとしても100%の確率で悪夢を見るので、睡眠薬を飲むようになる前、そして自分に合う睡眠薬に出会う前までは、睡眠に対する恐怖感を感じていたほどでした。

それでもやはり、睡眠薬もお薬なので、副作用があります。ふらつき、めまい、夢遊病、金縛りにあったような感覚。そして悪夢。
そう聞くと「これって大丈夫なの?」と思ったりもしますが、副作用が出る出ないは、その人との相性にもよるし、そしてきちんとした飲み方をしていれば大抵大丈夫です。
実際私も、副作用として出てくると、そのお薬を即中止しなければならない夢遊病をハルシオンで体験し、それこそ中止になりましたが、同じように夢遊病を引き起こしやすいマイスリーでは夢遊病になってはいません。
そして一度に大量に服薬したり、アルコールなどと一緒に飲むなど、正しくない飲み方をしていなければ、安全に服薬を続けることが出来ます。

デリケートな睡眠問題

それでも、睡眠薬は不眠を訴えた際には高確率で処方されますが、私のように「その人に合う、合わない」という問題が発生するので、非常にデリケートなことであり、経過観察をしっかりとしないといけません。
睡眠薬を処方されて「これでいいや」ではなく、しっかりとその効果を把握することを意識し、主治医の先生と「自分を限りなくベストに持っていける睡眠薬」を探していくことが重要です。

睡眠は生きていくためにとても重要なポイントだと思います。眠れないことでどんどん体調を崩してしまう前に、気持ちよく質の良い睡眠が出来るよう、我慢しないで一度病院に行ってみましょう。
勇気のいることだと思いますが、結果「ラク」が出来るようための一歩を踏み出してみることも大切なのではないでしょうか。

最新情報を購読しよう!

就労継続支援・就労移行支援事業者様へ

HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。