発達障害は、決してマイナスなことではないと話す芸能人がいる。モデルでタレントの栗原類さんである。
発達障害というと、幼少期などに言動や行動などで両親などが気付き分かると言われているが、学生時代など、ある程度成長してからなんらかのきっかけで気づく場合もある。
さらには社会人になってから、結婚をしてから、それまで自身が発達障害を抱えていることに気づかず過ごしている人も多いのだ。
栗原類さんは、朝の情報番組「あさイチ」にて自身の発達障害を告白した。
さらに今年10月には「発達障害の僕が輝ける場所を みつけられた理由」と題した書籍を発売することをブログで明かした。
この度前回あさイチ出た時の反響が非常に大きかった事により。KADOKAWAより本を出版させて頂くことになりました。書かれている事も全て僕自身の言葉で伝えたいと思ったので僕の項は全部自分で書きました。
また、明日NHK『あさイチ』にも出演させて頂きます。是非宜しくお願い致します。— 栗原 類/Louis Kurihara (@Louis_Kurihara) June 21, 2016
栗原類、発達障害の本発売へ #栗原類 @Louis_Kurihara #芸能 #ニュース https://t.co/KKBpD1xn8V pic.twitter.com/odXqTyOsam
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) June 21, 2016
彼はアメリカで過ごした幼少期、担任の先生が彼の言動・行動面でおかしいことに気が付き、親に病院での診察を促したことがきっかけで発達障害が発覚したという。当時8歳、ADD(注意欠陥障害)と診断された。
それから、様々なことがあったというが、栗原さん自身が自ら発達障害と自覚したきっかけは、意外にも18歳の時に見た映画「ファインディング・ニモ」に出てくるドリーというキャラクターだという。
ドリーは何でも忘れる魚のキャラクター。現在公開中の続編「ファインディング・ドリー」の主人公である。栗原さんは、ドリーに自身を重ねたのである。
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栗原さん自身がそのキャラクターのことを母親に話した際、母親が障害のことを栗原に打ち明けたという。
何でもすぐに忘れてしまう魚が出てくるので、「おもしろいね。何でも忘れちゃうんだね」と言ったら、母から「実は類もそうなんだよ」と。発達障害には、長期記憶があまり得意じゃない人もいるらしく、それで初めて自分が発達障害だと知りました
それを知った栗原さん自身、障害をマイナスに捉えることは無かったそうだ。母親はいつ彼にも「今すぐできなくていい」と言っていた。
発達障害の当事者の私としては、同様にその言葉というのは最大の褒め言葉である。
http://news.livedoor.com/article/detail/11793485/
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/21/news095.html
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