29番目!FIFAランキングによる日本代表の力関係
5月17日、最新のFIFAランキングが発表されました。
1位ドイツ、2位ブラジル、3位ベルギーは不動。
W杯優勝候補とも言われる安定の強豪ぶりを示しています。
今月のFIFAランキング。ドイツのポイントが少し上がっただけで他は何も変わらないんですね。。
まぁ、理由としては国際試合っぽいやつがないからかな? pic.twitter.com/oV0v13YMf3— 秋葉みゃ長/YOSHIKI2世 (@OCEAN6666) 2018年5月17日
一方の日本はと言いますと、60位。こちらも変動なしとなっています。
ただ、気になるポイントとして他のW杯出場国との相関関係があります。
[Goal,com]最新FIFAランクが発表!日本は60位のまま変わらず…W杯出場国では29番目
5月17日に最新のFIFAランキングが発表された。https://t.co/BuqMsTbvUa— serie_a_bot (@serie_a_bot) 2018年5月17日
29番目。
W杯出場国としては下から数えたほうが断然早いという屈辱的な結果となっています。
ざっくり
グループH、対戦国紹介
W杯のグループステージにおいて、日本はグループHに属しています。
グループHの対戦国はコロンビア、セネガル、ポーランドです。
FIFAランクはそれぞれ16位、28位、10位となっており、全ての国が60位の日本より上位となっています。
その1〜コロンビア
まずコロンビア。前大会でコテンパンにやられた国です。
中心選手は変わらずハメス・ロドリゲスです。
攻撃的MFとしてバイエルンで活躍するハメスは、前大会の得点王。
今大会でも注目の選手の一人です。
その2〜セネガル
次にセネガル。初出場ながらベスト8まで進んだ2002年大会以来の出場となります。
中心選手はリヴァプールで大ブレイク中のサディオ・マネ。
抜群の決定力を誇る高速アタッカーです。
その3〜ポーランド
最後にポーランド。2006年以来の出場となりますが、FIFAランクはグループH最上位の10位です。
中心選手はロベルト・レヴァンドフスキ。
ドイツの王者、バイエルン・ミュンヘンのエースストライカーです。
その得点力は折り紙付きで、今シーズンのブンデスリーガの得点王であり、またポーランド代表歴代最多得点者でもあります。
ちなみに日本代表とグループリーグで当たるのはセネガル、コロンビア、ポーランド。
注目選手は
セネガル・・・CL決勝でも点を取ったマネ。
コロンビア・・・言わずもがな前回のW杯で日本を粉砕したハメス・ロドリゲス
ポーランド・・・ドイツ王者バイエルンの絶対的エース、レヴァンドフスキ— Yurikoike (@YurikoikeP) 2018年5月27日
私が考える西野ジャパン
以上でグループHの対戦国を簡単に紹介しましたが、対戦国3国に共通するのは強烈な攻撃的プレイヤーが存在するということです。
いずれも世界的なプレイヤーで、彼らを抑えるのは大変なことだと思われます。
しかし、彼らから逃げていてはチームとしての勝利は遠のくばかりでしょう。
日本はどう戦えばいいのでしょうか?
日本代表のキーマン、長谷部誠
まずは日本のキープレイヤーは誰なのか考えてみましょう。
大迫、本田、香川。諸説あるでしょうが、私は長谷部だと思っています。
所属クラブのフランクフルトでリベロとしてキーマンとなり、今シーズンはDFBポカールのタイトルを獲得しました。
彼の長所は立派なキャプテンシー、的確なカバーリング、強靭な対人能力、正確な判断力、抜群の戦術理解度、そして何よりプレーの安定度の高さがあります。
このような彼の長所は、リベロやアンカーといった重要なポジションを任せるに値するのです。
「ポリバレント」長谷部誠に現地メディアが最高評価。ドイツ杯30年ぶり優勝に貢献
バイエルンの猛攻に耐える原動力となった長谷部が高く評価されている。DFBポカール決勝で最高評価がついた。https://t.co/rCRj2kxUJi
— フットボールチャンネル (@foot_ch) 2018年5月19日
対戦国三国は全て高い攻撃能力を持っています。
一方の日本はどうかというと、お世辞にも攻撃能力は高いとは言えません。
長谷部を中心とした守備的布陣を敷くのがベストでしょう。
運命の31日。W杯メンバー発表
5月31日にW杯に臨む23人のメンバー発表がされます。
チケットも完売し、注目度の高いガーナ戦のパフォーマンスにもよると思いますが、個人的に、外れるメンバーは香川、三竿、遠藤ではないかと思っています。
香川は怪我明けでトップコンディションに至っていないのではないかと思うのが第一の理由です。怪我さえしなければ、と思います。
三竿は代表での経験不足、守備能力なら山口、井手口に劣り、出番は厳しいと思います。
遠藤については紅白戦でサブ組のリベロは任されましたが、長谷部には遠く及ばないと思われ、出場機会は厳しいと思います。
マイアミの奇跡3−6−1システム。再現なるか
西野監督が紅白戦で採用している3−6−1システムは、マイアミの奇跡を実現したシステムです。
マイアミの奇跡とロシアW杯とでは時代も選手も違うので一概に期待するのは間違っていますが、いずれも守備的であろう点は同じです。
まずはガーナ戦。名将西野監督の手腕を見せていただきたいものです。