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2018.7.10:フリーペーパーVol.28発刊!

飲食店の月額食べ放題を定番化するため利用客に必要なこと

月額食べ放題メニューの灯を消してはならない

食べ放題の新たなサービス、飲食店による「月額食べ放題」が徐々に普及の兆しを見せています。日々、外でお勤めの方々にとって、お昼休憩での食事は、心身をリフレッシュさせるとともに、午後の仕事に向けて十分なエネルギーを補給するためにとても重要です。

しかし、毎日外食となると出費がかさみます。
安いお店を探したり、たまにはお弁当を持参したりして、工夫しますね。

もしも、お気に入りの飲食店が割安となった月額定額料金で、お昼のランチなどを毎日1カ月間食べ放題にしてくれるなら、コスパ的にもとても助かるのではないでしょうか。

食べ放題のいろいろな形

食べ放題は従来、入店してから一定時間、ビュッフェ形式になった料理を好きなだけ食べられるといった入店1回限りの制限時間システムが一般的でした。1カ月間、日をまたいで継続する食べ放題という形は、ほとんど見られなかったのです。

誰もが知る従来の時間制限「焼肉食べ放題1時間980円」

食べ盛りの若者の強い味方、飲食店の食べ放題サービスにおける代表格といえば「焼肉食べ放題」でしょう。平日ランチタイムなら、例えば980円で1時間、店内にビュッフェ形式となった料理がすべて食べ放題になるといったコスパ最高のランチです。

ディナータイムなら1,480円など、同じ内容でも時間帯によって料金に差が出ますが、焼肉食べ放題は従来から残る食べ放題システムの定番サービスといっていいでしょう。

月額食べ放題のしくみ

最近あらわれ始めた新しい食べ放題の形に「月額食べ放題」があります。
これは、従来の「規定時間内無制限」とは内容が異なり、1回に出されるメニューの分量は決まっていて、量的にたくさん食べられるといったものではありません。

決まったメニューを、または限定されたメニューから選んだものを、1カ月継続して食べられるサービスです。昼食にあれこれ悩まなくていいし定額支払いであるぶん料金も安くなるので、利用者によっては便利でお得なサービスとなるでしょう。

激安の1カ月定額

福岡県北九州市若松駅近くのカフェバー「ナカガワスポイル」では、登録料1,080円を支払いお店の会員になることを条件に、ランチを平日1カ月「540円」で提供しています(月曜定休)。決められたメニューから2品選ぶシステムで、ごはんとスープが付きます。街興しの一環として行われたという店主の声もあります。こういった経営は是非成功していただいです。

 

月額食べ放題の飲食店に貢献すべきこと

利用客にとって高いコスパを約束してくれる月額食べ放題を定番として利用するには、飲食店が長期にわたってサービスを提供できる環境が必要となります。

それは仕入れ値の問題だったり売上高だったりします。
そして、利用客がほんの少し心がけることで、店側も長く提供できることがらもあります。

飲食店の事情

サービスとして魅力的であればあるだけ、飲食店としては経営的にギリギリのラインで食事を提供しているはずです。

原料を一括大量購入するとか、注文ごとに調理するのではなくビュッフェ形式にして光熱費を削減するとか、クーポンなどで来店客数を把握して無駄を出さず利益をあらかじめ確保するとか。

定番サービスとして利用するために

利用客は自分が得することばかり考えていてはいけません。
お得な関係が飲食店と客の双方に感じられるよう心がけるべきでしょう。

目的は今日や明日の数百円ではないのです。
もとからお得なサービスで身を削ってくれているのだから、経営事情も考えて共存する関係のほうが、料理も美味しく楽しめますね。

月額食べ放題は定番となれるか?

さまざまな制約を設けながら少しずつ知名度を高める月額食べ放題が、長期的なサービスとして提供され続けるのか、本音では不安な利用者もいるのではないでしょうか。現実的な利益の面で、月額食べ放題が近いうちに消滅するといった危機感を、私も抱いています。

月額食べ放題の現実的な寿命

最近その名を広めつつある月額食べ放題が、飲食店による一時の客引きで終わらず定番となってくれるのか、本当のところ不安な利用客もいるのではないでしょうか。

現実的に健全な長期経営を目指すなら、利益的に難しい状況になったなら通常の料金に戻って構わないのです。経済的に無理な状況を押し切ってまで、飲食店だけが疲弊するようなサービスがあってはならないでしょう。

飲食店を主役として考えよう

あらかじめ利益を確保して経営していることは、飲食店経営のプロが行っているのだから当然だと思います。

最近では、ボリュームのあるランチだけでなく、カフェバーフランス料理店など、さまざまな業態がメディアでも取りあげられています。1カ月分先払いしてしまうことで、寛げる場所を破格に安く楽しめるなら、コスパ最高ですよね。

最後にしわ寄せの問題

消費者が大幅にお得しているのであれば、食べ放題というサービスが経済的にどこかに無理を強いているのだという恐れも、消費者側は理解しておくべきでしょう。

月額食べ放題、まとめ

月額とはいえ、ある程度まとまったお金を先払いする月額食べ放題システムは、多くの消費者を巻き込むというには、少々ハードルの高いサービスかもしれません。

しかし、長期の利用があらかじめ分かっている客にとって、安心便利でお得なサービスであることには違いありません。

今後、長期にわたって月額食べ放題が飲食店の定番サービスとして残るために必要とされることは何なのでしょう?

提供する飲食店側なら、安易に安くしすぎず、無理のない価格設定を維持することが必要となるでしょう。利用客も、快適に店を利用するための消費の仕方を工夫しなければなりません。

「月額食べ放題」は、1カ月間、どんなワガママでも自由になるといったサービスではありません。月額食べ放題を定番とするために、今だって精一杯頑張っている経営者が多く存在するでしょう。

一過性で終わるのか、これから徐々に定番となっていくのか?

月額食べ放題が継続していくための問題は、飲食店側の経営努力だけでなく、無駄のない食べ方など、消費者による正しいマナーの徹底にも掛かっているのかも知れません。