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揺れ動く思春期、それってもしかして精神疾患かも

思春期 精神疾患

思春期は、難しい年頃だ。
私も、思春期の頃にはなんでも「ああしろ、こうしろ」と言って、私の意見を全く聞いてくれない父に反抗心を持っていた。

私にとっての思春期は、ただの反抗期だったのだろう。そんな中、こんな記事が目に飛び込んできた。

米国の精神病系団体によると、なんとティーンの5人に1人が“うつやADHD、自閉症、不安症、躁鬱症”などの精神疾患を抱えているとか。日本は環境が違う場合もありますが、自傷行為やうつ、不登校などは日本の子どもたちにも見られる現象です。

次のような様子が頻繁に見られたら、特に注意が必要だという。

お子さまに当てはまる項目はあっただろうか?
思春期特有の感情の揺れというものもあるかもしれない。ただ、過度に心配する、どうせいつもの事でしょ、と軽視するなど間違った対応を行ってしまうと、多感な時期の子どもにとっては大きな影響を及ぼしかねない。
私は、子供の頃は精神疾患ではなかったし、スクールカウンセラーという人もいなかった。悩み多き思春期の私にとっては、スクールカウンセラーがいたらどんなに良かっただろう。

上記項目の様子が頻繁に見られたら、病院の医師、カウンセラー、または、スクールカウンセラーに相談することももしかすると必要なのかもしれない。

また先日、東京大学や高知大学のチームが「睡眠時間とうつ病」の関係を分析、その結果を発表した。

睡眠時間が短い中高生は、うつ病になるリスクが高まるとの調査結果を東京大や高知大のチームが29日付の国際科学誌に発表した。リスクを最小にするには、男子の場合8時間半以上の睡眠を取ることが望ましいとした。女子はどの睡眠時間でもうつや不安の症状を示す生徒が比較的多かったことから、推奨時間を示すにはさらなる検討が必要としている。

思春期の睡眠不足と精神疾患は、深く関連しているようだ。

大人の入り口に差し掛かる年齢。ヒゲが生えたり声変わりをしたり、友達同士の仲も深まり真剣に恋もする。こうして徐々に親離れをしていき、時に反抗的になる。体の変化はもちろん、心も変化するこのような年代は、精神疾患が急増しているとのデータも出ている。

オーストラリアのデータで、精神疾患の影響が10〜20代で急に大きくなることを示している。いちずさが過ぎると、考えや気持ちの柔軟さが失われ、精神不調につながりやすくなる。攻撃性は、いじめや暴力のように他人に向くこともあるが、自分に向かうこともある。自分に向かえば、気分の落ち込みや、生きていても仕方がないといった気持ちが強くなる。

この年代の若者は悩んでいてもなかなか大人に相談できないもの。私の経験から言って、親の対処法としては子供の話を否定せず、しっかり聴く。というのが、嬉しいものである。

または、精神疾患についての知識を備えることも我が子を守る第一歩につながるのだろう。

http://wooris.jp/archives/167322

via:WooRis

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29HC9_Q6A730C1000000/

via:日本経済新聞

via:毎日新聞

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