ピョンチャンパラリンピック大会5日目。アルペンシアバイアスロンセンター。
12時30分からスタートしたバイアスロン女子10km(立位)。
今大会、3種目めとなる出来島桃子選手は5番スタート。
右腕に障害のある出来島選手は左手一本で力強くストックをかき、スタートしました。
この種目には日本から阿部友里香選手も出場。
結果は、45分45秒5の9位。入賞まであと一歩のところでした。
【結果まとめ #バイアスロン 】
女子10km#阿部友里香 11位#出来島桃子 9位詳しい結果はこちら↓https://t.co/kcRYd8SrNs#パラリンピック #NHKピョンチャン pic.twitter.com/lneLIU4n3x
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2018年3月13日
地元の新発田市役所新庁舎「ヨリネスしばた 札の辻ラウンジ」では、昨日に引き続き、出来島選手を応援するため、パブリックビューイングが開催されました。
【本日開催!出来島桃子選手「パブリックビューイング」】
とき:3月13日(火)12:00 開場
※出来島選手の競技時間は12:30頃
ところ:ヨリネスしばた 1階 札の辻ラウンジhttps://t.co/C8DRhl7Hq4#新発田 #出来島桃子 #パラリンピック #平昌#ノルディックスキー #バイアスロン pic.twitter.com/vt7YKy64KZ— 新発田市広報 (@shibata_kouhou) 2018年3月13日
公務員パラアスリート
出来島桃子選手は2006年トリノ大会から4大会連続出場のベテラン選手で、新発田市役所勤務。
公務員という職業柄、どうしてもまとまった練習が毎日はできず、週末に集中して行いながら、長年、日本のトップレベルの成績を維持、世界のトップとも渡り合ってきました。
ソチで不完全燃焼
2014年ソチパラリンピックでは、得意のバイアスロン女子12.5km(立位)で、途中までトップに立っていたものの大会運営側のミスの影響を受け、終盤7位と沈み、メダル獲得とはなりませんでした。
当時39歳だった彼女は、「もやもやした気持ちが残った」とのことで現役続行を決意。
今回、ピョンチャンでは、日本選手団女子選手最年長の43歳となりましたが、完全燃焼するために戦い続けています。
出来島選手、今大会の成績
10日(土)に行われたバイアスロン女子6km(立位)で13位、
12日(月)のクロスカントリー女子15km(立位)で7位入賞。
そして、今日13日(火)、バイアスロン女子10km(立位)で9位。
4日で3種目。疲れが溜まっていると思いますが、ピョンチャンでの彼女の戦いはまだまだ続きます。
今後の出場予定
14,15日と2日間休んで、また連戦となります。
16日(金)は得意のバイアスロン女子12.5km(立位)で、ソチでの悔しい思いをぶつけます。
17日(土)はクロスカントリー女子7.5km(立位)に、
18日(日)、ピョンチャンパラリンピック最終日にはクロスカントリー ミックスリレー 4×2.5kmに出場予定となっています。
地元 新発田の声援は出来島選手にとって、大きな力となっていると思います。
ソチでの悔しい気持ちを全部ぶつけて欲しいです。
ピョンチャンパラリンピック終了後に、完全燃焼した彼女の笑顔、見たいですね。
出来島桃子選手、がんばれ!
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