薬局でたくさん見かける痛み止めの薬。種類も色々ありますが、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患を持っている方は、飲み方に注意しないと大きな副作用が起こることもあります。
クローン病もちはあまり服用するなと言ってた気がする
ロキソニン、重大な副作用に大腸閉塞など-使用上の注意に追記(医療介護CBニュース) – Yahoo!ニュース https://t.co/1qimrqVw1Z #Yahooニュース
— かずき (@suzukakzk) 2016年3月23日
クローン病、潰瘍性大腸炎、胃・十二指腸潰瘍を患っている人は注意!
痛み止めの内服薬には、市販で「ロキソニン」や「イヴ」、「バファリン」などたくさん種類があります。
特に、箱の横や説明書には注意書きがあって、必ず…
「クローン病、潰瘍性大腸炎、胃・十二指腸潰瘍の方は医師や薬剤師に相談すること」
といった内容が、ほとんどの痛み止めの薬に書かれています。
次の人は、医師、歯科医師、または薬剤師に相談するよう注意書きがありますね。
第一三共 ロキソニンS 説明文書よりhttp://t.co/JjWPUt0TWKhttps://t.co/mEk1HTyCRL pic.twitter.com/kb09orfsgW— Shimaden ⛄ÿú*゜(JQ1WDN) (@SHIMADEN) 2015年6月12日
痛み止めの薬を飲みすぎて、入院になったことがあった…。
クローン病を患っている僕は、腹痛を起こすことがよくあって、市販の薬ではなく、病院から処方してもらっている痛み止めの薬を飲んでいます。
それが「ロブ」という薬です。
痛み止め
「ロブ」 pic.twitter.com/FhqXrV5Nob
— 病み子 (@yami__neko009) 2018年2月10日
「ロブ」は「ロキソニン」のジェネリック薬品です。
ジェネリックとは、「一般的な」という意味で、ジェネリック医薬品とは、ある程度の期間一般的に使用された結果、安全性や効能が確認された医薬品のことであり、安く提供されることで医療費の抑制にもつながる後発医薬品のことを指します。
そのロブをずっと飲み続けていた時期があって、
「飲んでから6時間経ってまた服用する」
というやり方で飲んでいました。
しばらくしてから急にトイレに行きたくなってきたので、排泄すると便器が真っ赤になったことがありました。いわゆる下血をしてしまったのです。
その時は、飲料水やバナナといったものぐらいしか食べてなく、ほとんど食事も喉を通らなかったから下血の原因は痛み止め薬の摂取によるものと、後で医師から診断されました。
緊急入院となり、輸血を何回もして、なんとか1ヶ月ぐらいで無事に退院できましたが、病院に来るのがもう少し遅かったら、もっと酷い状態になっていたのかもしれなかったらしいです。
こわー
ロキソニン飲み過ぎて下血って
入院って— しーま (@masatakajyoho) 2018年1月26日
それでもお腹が痛いときはロブかカロナールを飲んでいる
僕の場合ですが、クローン病からの腹痛は、腸がグルグルっと動くとキリキリと痛くなり、表情が苦痛で歪んでしまうくらい痛くなります。
主治医から、今は「カロナール」と「ロブ」の2種類の痛み止めを処方してもらっています。
「カロナール」は「ロブ」と比べて、効果は弱く、主に熱を下げるときに飲む解熱鎮痛薬です。
下血を避けるために、胃薬も一緒に処方してもらっていて、外来で受診のとき、クローン病の薬と痛み止めの薬で、大量の薬を持って帰っている状態です。
そして痛み止めを飲むときは、大体6時間以上は間隔を空けて飲むこと。そして空腹状態ではなく、ビスケットでもいいから何か食べて、お腹に入れてから痛み止めを飲むことを決まりにして、本当に痛いときに飲んでいます。
効果も人それぞれです。下血や副作用が起こらない人もいますし、僕も痛み止めを飲んだら必ず下血するというわけではありません。
強い効き目のある薬には大きな副作用がある、改めてそれを知りました。
痛み止めの薬を飲むときは、必ず医者や薬剤師と相談することをおすすめします。