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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

女子団体パシュート準決勝・決勝!「高木美帆」金メダルなるか!

 

本日2月21日、日本時間20時から、女子団体パシュート準決勝と決勝が行われる。

準決勝には今季ワールドカップで3戦全勝している日本も勝ち残っており、オリンピックでの金メダルが現実のものとして静かに期待されている。

準決勝は第1組のオランダとアメリカ、第2組の日本とカナダの間でそれぞれ争われ、それぞれの勝者が決勝へ進む。

日本チームの「高木美帆」はこれまで、スピードスケート女子1000メートルで銅メダル、スピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得しており、残る狙いは金メダルのみ。

そしてその金メダルを掴む絶好のチャンスが、本日行われる女子団体パシュートだ。

高木美帆が残してきた「結果」

高木美帆は、スピードスケート競技史上最年少の15歳バンクーバー冬季オリンピックに出場している。

日本スケート連盟の橋本聖子会長は当時、この事実に対し高木を「スケート連盟の宝」と呼んだ。

2015年、オランダのヘーレンフェーンで開催されたスピードスケート世界距離別選手権女子団体パシュートで高木は、日本女子初となる同種目の金メダルを獲得した。

順調なジュニア時代

日本チームの最年少選手となったバンクーバーオリンピックが開催された2010年当時、高木は北海道札内中学の3年生だった。

中学生までFWとしてサッカー部にも所属し、U15女子日本代表合宿にも呼ばれる、メディアからも注目の存在だった。

その後、帯広南商業高校に進学しスケート1本に絞ると、世界ジュニア選手権で優勝。
2012年ワールドカップソルトレークシティー大会ジュニア新記録。
同年に世界ジュニア総合優勝。
2013年にも世界ジュニア総合優勝を果たし、連覇を成し遂げている。

ソチ落選

しかし、日体大1年として迎えた2014年のソチには出場出来なかった。

そこから平昌への出場を迎えるまで、高木は好調続きだった訳ではない。
ワールドカップメンバーから落ちることさえあった。

そこで転機となったのが、ヘーレンフェーンでの大会である。

この大会での金メダルが、それまで最強の名をほしいままにしてきたオランダの牙城を崩す足がかりとなった。

その後オランダと日本は世界の2強として雌雄を決する日が続くが、現在の女子団体パシュートで結果を残し続けているのは、高木美帆をエースとする「日本」である。

パシュートは、3人全員がゴールしてタイムが記録される。
1人でも遅れてしまえば好記録はのぞめない。

今大会も世界トップランカーで固めてきたオランダに対し、日本の世界上位選手は高木美帆のみ。

それでもこのメンバー構成は数年にわたり組まれてきたもので、彼女らによってワールドカップは制覇され続けている。

それは、日本が団体競技で強みを発揮する伝統を、彼女たちが受け継いでいるとも言えるものだ。

言うまでもないが、今夜の競技は、高木だけが滑るわけではない。

さらに、地道な体づくりと徹底した下半身の強化に取り組み続けてきた高木の集大成が、個人のスピードスケートではなく団体パシュートで結実することを喜んでいいのか否かについては、若干複雑な気持ちになる。

しかし、ワールドカップで勝ち続けてきた高木が、これまで個人種目で相応の結果とはいい難い「銀」や「銅」にとどまっている姿を、歯痒い気持ちで応援している日本人は多いだろう。

今夜の団体競技で、高木美帆が自らの力を姉の高木菜那や、菊池彩花佐藤綾乃とともに最も美しい色のメダルに結実する姿を、きっと私たちの前に披露してくれるはずだ。