1995年3月11日に、スクウェア(現在スクウェア・エニックス)から発売された名作RPG
「クロノトリガー」
1985年12月7日から日本で公開された、大ヒットSF映画
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
この2つの名作に共通することは、過去や未来に行くという「タイムスリップ」。この2つの名作で、なんとなく似ているシーンがある。
「クロノトリガー」
こちらもRPGの最高峰。
キャラデザが鳥山明先生で魅力的。
タイムトラベルを題材に現在過去未来を行き来する。
当時一番驚いたのが、魔王(ジャキ)を仲間にできるという斬新さ。#1いいね毎にハマったゲーム晒すけど息切れしてきたらセミの真似に変わる pic.twitter.com/JHh71Ehwqv— レクター (@m_o_v_i_e_) 2017年9月5日
バックトゥザフューチャー
タイムトラベル映画の金字塔
なんでUSJのはミニオンになったんですかねぇ#書くことがない#見てないやつ見ろ#1ふぁぼごとに好きな映画教える pic.twitter.com/vLjKAq9eLg— 神風kamikaze3 (@kamikaze_DDDDD) 2017年9月30日
どちらも「タイムスリップ」が醍醐味の作品
クロノトリガーもバック・トゥ・ザ・フューチャーも「過去や未来に行く」という、タイムスリップが醍醐味。
クロノトリガーは、主人公「クロノ」と仲間7人で、「シルバード」というタイムマシンに乗り、過去や現在、未来、または原始時代などに行って、最終的には謎の生命体である「ラヴォス」を倒すことが目的となるストーリー。
※クロノトリガーOPシーン
バック・トゥ・ザ・フューチャー第1作は、主人公マーティがドクの作ったタイムマシン「デロリアン」に乗り、過去のマーティの父や母と出会って騒動になるといった内容の大ヒット映画で、2、3と、続編も公開されている。
タイムスリップモノはバックトゥザフューチャーとクロノトリガーが至高にして最高
これらに並ぶものは未来永劫出ないだろうな— せのれじゅ (@senoreju) 2015年8月28日
※バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムスリップシーン
ゲーム「クロノトリガー」をプレイした方、そしてバック・トゥ・ザ・フューチャーを観た、という方には分かると思うが、この2つの作品で僕が「ここ、なにか似ているなぁ」というシーンを紹介したい。
2つの作品で似ているシーン(クロノトリガー編)
まず、クロノトリガーで太陽石というアイテムを入手するイベント。ここはやり込んだプレイヤーも「あったあった」と思うようなサブイベント。
6500万年もの光を浴びないと「太陽石」に復活しない「暗黒石」を持って原始時代に行き、光のほこらに暗黒石を置いて、シルバードに乗って現代に行く。そして現代の光のほこらへ行くと、暗黒石から太陽石に変化したはずの石が無くなっていた。調べると、裕福な町長が「太陽石を持っていった」ということが分かり、その村長に太陽石を譲って欲しいのだが、この村長がまたお金や価値のある物に目がいく人なのだ。
「そんな石知らねーな!」
と、とぼける町長である。
町長の娘も家族よりもお金のほうが大事な父親を見て、
「1番嫌いな人?もちろん父さんよ」
と言っており、奥さんも、
「子供たちの心がはなれていきそうで、つらい…」
と話している。
この町長の性格を変えるために、400年前の過去に行く。この時代は魔王との戦っている時代で、食料もなかなか手に入らない。
ある村に「ハイパーほしにく」という食材を探してる女性がいて、クロノたちが「ハイパーほしにく」をタダでその女性にあげるというイベントだ。
すると、
「タダで!世の中にはあんたみたいな人がまだいるんだねぇ。世の中お金だけじゃない、ということを私の子供たちに伝えるよ!」
と、感謝の言葉がもらえる。
そしてまた現在に戻り、町長に会いに行くと、その女性から代々伝えられた教えによって、性格がガラッと変わっており、
「この石はあなた達には大切な物のようだ。どうぞ持っていってください!」
と、太陽石がもらえるというイベントだ。父親が嫌いだった娘も、
「1番好きな人?もちろん父さんよ」
と、好きになっている。
ハイパーほしにくが欲しかった女性の教えが伝わって、町長も良い人に変わった…という、タイムスリップをして性格を変えるというイベントだ。
2つの作品で似ているシーン(バック・トゥ・ザ・フューチャー編)
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、デロリアンに乗り30年前の過去に行くマーティ。
そこで、まだ結婚前のお父さんとお母さんと出会う。30年前のドクと出会ったマーティは、故障したデロリアンと雷が落ちる時間などが分かって、無事に現代に戻れると知る。
しかし、ドクから
「私と会う前に、誰かと会ったか?」
と聞かれ、マーティは、
「過去の父さんと母さんに会ったよ」
と告げる。
それを聞いたドクは、マーティが持っていた3兄妹で写っている記念写真を見て、1番上の兄さんが写真から消えかかっていることが分かる。
「存在が消えかかっているんだよ」
と話すドク。
過去の母さんがマーティに出会って、一目惚れしてしまったため、このままでは父さんと結婚しなくなってしまうのだ。
父さんと母さんが結婚しなければ、マーティは産まれてこない。歴史を変えてしまったマーティは過去の父さんと一緒に、母さんに告白させようと努力する。
パーティー会場で、父さん(ジョージ)が母さん(ロレイン)をビフから救うシーン。勇気を振り絞ったジョージはビフを殴り、ロレインを助けるのだった。
ここで、ジョージはロレインを連れてパーティーに行くことになり、そこでキスをして父さんと母さんは恋に落ちる。この後、ジョージとロレインは結婚するということになるわけで、つまり、ここでマーティの存在が消えることがなくなるのだ。
が、現代に帰るマーティは、ドクに…
「ビフを殴った父さん、凄くかっこよかったよ!」
と話すと、ドクは…
「え?」
とビックリした表情を見せるが、とりあえずマーティをデロリアンに乗せて、元の時代に戻す。
帰ってきたマーティは、家族の姿を見てビックリする。
父ジョージは気弱な性格で、会社の上司であるビフの言い成りだった。が、ジョージは小説家として有名となっており、ビフはジョージの部下的な感じに変わってしまっている。
そう、本当は気弱だったジョージを看病して、惚れてしまったロレインと結婚するのだが、マーティが過去に行ってしまったことで、ビフを殴って倒してしまうということになり、ジョージが強気な性格に変わってしまったため、このように現代の家族も変わってしまったのだ。
そう、2つのシーンで似ていることは、タイムスリップをして歴史を変えてしまい、人の性格を変えてしまったことなのである。この2つのシーンがなんとなく僕には「似てる!」と、最近になって深く思った。