1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会は、IWGPチャンピオンのオカダ・カズチカ選手が9度目のベルト防衛に成功。アメリカで人気のクリス・ジェリコ選手も登場したりと、大盛況でした。この大会の第0試合、バトルロイヤルで行われた試合に、悪性リンパ腫と闘うプロレスラー「垣原賢人」選手が新日本プロレスマットに帰ってきました!

垣原賢人選手といえば、新日本プロレス VS UWFインター全面対抗戦

垣原賢人(かきはら まさひと)選手は、現在45歳。高田延彦さんが所属していた「UWFインターナショナル」というプロレス団体へ、1989年から所属していました。

垣原選手の名が広まったのは、1995年10月9日、東京ドームで行われた「新日本プロレスVS UWFインターナショナル 全面対抗戦」が思い浮かびます。この日は、日本中のプロレスファンやスポーツメディアがこの大会に注目しており、観衆も67,000人と超満員で大盛況でした。

第6試合にUWFインターの代表で登場した垣原選手。対戦相手は当時、新日本プロレスの主力選手であり、北斗晶さんの夫でもある「佐々木健介」さんでした。

試合は健介さんの圧倒勝ちか?と予想されましたが、一瞬のスキをついて膝十字固めで勝利!この瞬間に垣原賢人の名がファンに焼きつけました。

その後、様々なプロレス団体で活躍し、2002年には新日本プロレスに入団しており大活躍。フィニッシュ技でもある必殺技「カッキーカッター」で、観客を沸かせてくれました。

2014年に悪性リンパ腫であることを公表した

しかし、2014年に垣原選手を大きな病が襲いかかります。自身のFacebookから、

「悪性リンパ腫に侵されている」

と公表しました。いわゆる「血液の癌」です。

「闘病生活に耐えられるか、またプロレスマットに復帰できるか不安」

と告白していた垣原さん。全身に癌が転移していたことも告白して、メンタル的にも相当苦しかったと思います。抗がん剤などの治療を続け、悪性リンパ腫と闘い続けました。

2017年に藤原喜明選手と復帰戦

垣原選手の病気に負けない心、家族やファンからの応援、プロレス仲間からたくさんの募金活動の支援と、多くの人が支えてくれたおかげもあって、抗がん剤治療も止めて、2017年に藤原喜明選手と8月14日後楽園ホールで、復帰戦を闘えるまでに回復しました。

そして2018年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会に復帰!

今年の新日本プロレス恒例の大会である、1月4日東京ドームの第0試合、複数のレスラーがプロレスマットで戦うバトルロイヤル「ニュージャパンランボー」に垣原選手が登場!!

1分ごとにレスラーの入場テーマ曲が流れ、獣神サンダー・ライガー選手、タイガーマスク選手、小島聡選手、天山広吉選手、永田裕志選手などベテラン勢や若手レスラーなども登場。ファンからは「懐かしいレジェンドレスラーは誰かな?」という予想があったと思います。

合計20人のレスラーが登場し、最後に入場してきたレスラーが、なんと垣原賢人選手でした。

最後まで残ったのが垣原選手とチーズバーガー選手の2人。垣原選手が必殺技「カッキーカッター」でチーズバーガー選手を倒して見事に勝ち残り、ファンの前に元気な姿で新日本プロレスのリングに帰ってきました。これには観客からも大きな拍手や「カッキー!」といった声が飛びました。

勝利した垣原選手は、最後にマイクで挨拶。ここで頸椎完全損傷で療養している同じUWFに所属していた「帝王」と呼ばれる高山善廣選手に…

高山!俺はリングに立ったぞ。帝王なら必ず克服できる、信じてる

といった内容のエールを送りました。ここは本当に感動したシーンです。

高山選手も「新日本プロレス VS UWFインター全面対抗戦」の第3試合で、飯塚高史選手に勝利し、垣原選手も佐々木健介さんに勝利して、2人ともこの大会で注目を浴びた仲間です。

観衆も約35,000人と平日にも関わらず大盛況でした。垣原選手のバトルロイヤル優勝からスタートした今年の新日本プロレス、東京ドーム大会。

垣原選手に、またプロレスマットで大活躍している姿をファンは待っています!