お久しぶの春!

いやぁ、1年ぶりの春です。部屋の窓から舞い込む桜の花びらがとても可憐です。そんなことにセンチメンタルになれる僕ですが、花見の席では「うまい唐揚げ」の記憶しかございません(笑)

そんな感じで、「ねぇ、唐揚げは飲み物よ。」というメタボなコピーをプレゼントしたくなるぐらい旨い唐揚げ屋さんを見つけて興奮したことを思い出しました。あー、僕は花より団子ですね!

春といえば、もう一つの楽しみ「エイプリルフール」がありますね!2016年4月1日、今年のエイプリルフールは「障害者差別解消法」の施行日でした。嘘じゃありません!(笑)

「障害者差別解消法」は本紙でも解説していますから、興味のある人はバックナンバーを探して読んでくださいね。「障害者差別解消法」は僕らマイノリティにとって、共生できる社会を目指す人々にとって、福音になるはずです。しっかりと運用されることが前提ですけどね。

 

さて、本題に入りましょう。前回お話しした「マイノリティの就活戦線 異常あり!?」で取り上げたマイノリティにとっての、アンフェアな状況を覚えていらっしゃいますか?ああいう状況が「障害者差別解消法」で定義された「合理的配慮」で解消するはずなんです。では、今回はマイノリティが無事就活戦線で生き残り、採用された後のことを、皆さんといっしょに考えていきたいと思います。

 

入社後、行われる新人研修や合宿。企業戦士になるために、企業理念や社会活動の規範を徹底的に叩き込まれる場です。マイノリティにとって過酷なのは多くの場合、時間(研修時間や休憩、期間)だったり食事(研修・合宿中の)だったりします。そこは「根性で超えろよ!」というのは健常者の常識であり、僕らマイノリティにとっては根性でも乗り越えられないものなのです。

たとえば、研修日程を体への負荷が軽くなるように休憩を小刻みに取れるように設計するとか、弁当や宿泊研修などで出される食事を病状にあわせたものに個別変更するなどの、企業側に多大な負担が発生しない範囲での「合理的配慮」で、僕らマイノリティが新人研修や合宿を無事に終えられる確率は大幅に上がります。たったのこれだけの配慮で「体調を崩し、新社会人生活からリタイア」という事態を回避することができるのです。

 

そのような合理的配慮が当たり前になる社会の到来で、これを読んでいるあなたの会社で僕らマイノリティが働く時代がようやくやってきます。今回例であげた時間や食事の問題は、健常者から見ると「石コロ」のようなことでも、僕らから見るとエアーズロックぐらい巨大なものなのです。

だからこそ、社会全体がそれらを認識し解消するために、合理的な配慮を推進することで僕らにとっての「可能性」が生まれるはずです。「面倒だなぁ」とか「障がい者は守られすぎ」などの批判もあることは承知で申し上げます。僕らだって、一人の人間。生まれてきたからには自分自身の可能性を信じてみたいし、試してみたい。僕らは健常者のあなたと同じ人間です!ということで、次号の予告です。次号では「合理的配慮の副作用はないのか?」ということを考えていきたいと思います。 Ya!!

 

さぁ、これからよろしく!健常者の皆さん。僕らマイノリティも社会に参加させてくださいね!See Ya!!!

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