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鏡餅ができるまで

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年の瀬が迫り皆様お正月飾りなどの準備を始めているかと思います。今回は私の家で作っています鏡餅ができるまでを、漫画を交えてお話できればと思います。

まず、1升枡にもち米を量って入れます。1升枡とは穀類を量る正方形の上のコマの様な形をした容器のことです。

1升=電気釜10合分になります。

この時1升枡ぴったりに入れるのではなく、少し多めに入れるのがポイントとなります。

私の家ではバケツを使っています。

翌日バケツの水のみ捨てて釜に布切れを敷いて、その上に一晩漬けたもち米を入れ布で覆い蓋をかぶせます。

釜をガスコンロに乗せて初めは強火で蒸します。

私の家では10〜15分ほどで湯気がたちますので、蓋を開け上のもち米をしゃもじで少し混ぜ、再度蓋を閉じ30〜40分ほど今度は蒸します。

私が幼い頃は、臼と杵でしたが現在私の家では上のコマの様な正方形の機械を使ってお餅をついています。

透明な蓋を開けもち米を入れると回転しながらお餅をついていきます。

餅とり粉を降らずに容器に入れますとベッタベッタくっつきますので、その様なことを防ぐために、容器にはふりかけ、餅をこねるために手にも少量付けておきます。

炊き上がりの餅を素早く餅とり粉をふりかけた容器に移すのですが、この時のお餅は大変な熱さです。火傷などの危険もありますので、手元には必ず水を用意し、十分に手を濡らした上で餅を移します。

容器に移した餅は素早く餅を丸め親指と人差し指人差し指の付け根で、すぼめて適度な大きさにちぎります。

ちぎった餅はちぎった方を下にして、丸めながら餅とり粉を入れた容器に入れます。

正月飾りは12月26日〜28日に飾ります。ちなみに29日に飾るのは福が逃げてしまうとのことで演技が悪いようです。

なので私の家でも28日にお餅をついて飾ります。

以上が、私の家で実施している鏡餅の作り方と飾り方でした。

ご家庭により作り方など様々でしょうが、ぜひお試しください。

また、鏡餅を下げる「鏡開き」についてですが、お住いの地域により違いがありますが、一般的に1月11日が、ぞろ目で縁起がいいと言われています。

私の家では自分で作った鏡餅を供えて、その餅を家族みんなで食べています。

皆様も良いお年をお迎えください。

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