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2018.8.10:フリーペーパーVol.29発刊!

今更だけど、発達障害って何?双極性障害って何?

私は発達障害者でありながら、双極II型障害を抱えています。
時に大きな壁にぶつかったり、日常生活に四苦八苦はしていますが、少しでも楽しい毎日を……と願いながら日々を重ねている私。
この「自由帳」では、これらのことや自身の体験談を語りつつ、様々な情報やコンテンツを自由に書いていこうと思っています。

今でいう「発達障害」って?

最近では、あちらこちらで言われ始めている発達障害ですが、発達障害への深い理解を示している人は少ないだろうと感じます。
基本的に、発達障害には幾つかのカテゴライズがあり、
自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)が主です。

ここで、自閉症スペクトラム障害って何?
という疑問も出てくるだろうと思いますが、これはアスペルガー症候群や高機能自閉症など、これまで個別の診断名があったものが統合されたものです。

発達障害には特徴的な症状もありますが、それでも個人個人の症状の幅が広いため、この3つの診断名があることに加え、柔軟に対応していくことが重要なのだろうと感じます。

下図に書きましたが、つまり、その他の病気のように「このラインを超えたらこの病気!」というものがないのです。

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そして、果たして発達障害は病気なのか? ということも問われます。ちなみに私は「発達障害の特徴があり、その範囲に含まれている」ということで、その観点から、発達障害(私の場合は自閉症スペクトラム障害)の診断がついています。

そして「双極性障害」って?

これは、私が持つ二次障害です。

かつては「躁うつ病」と言われていましたが、今では双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害と言われています。うつ症状は理解出来る人が多いだろうとも思いますが、躁がどのような状態なのか想像出来ない人もいるのではないでしょうか。躁状態とは気分がハイになり、金銭面や生活面に支障をきたすものです。例えば、金銭に対する感覚が鈍り、衝動買いを繰り返す。アイデアが次々に思い浮かび、しかしそれが溢れ出るために、自身のコントロールが効かなくなる。そんなことが氾濫したかのような状態です。

Ⅰ型障害はうつ状態に加え、激しい躁状態を起こし、Ⅱ型はうつ状態に加え、軽躁状態を示します。
私はⅡ型障害ですが、一時期は重いうつ状態と、陽気でハイになった状態を長期的に行ったり来たりしていました。特に夏は気持ちが浮上して活動的になり、脳が走るような感じで「私は、何でも出来る!」というような思い込みを持ち、更には様々な衝動買いをやってのけました。そんな中でも、とても幸せな気持ち(多幸感とも呼ばれます)で過ごしていたように思います。

何分、うつ状態のときが辛くてたまらないので、軽操状態のときは驚くほど身体が軽い。
その為、あれこれと活動し「あれ、これは病気が良くなってきているのでは?」と思いますが、結局はオーバーワークとなってしまい、また、うつ状態に戻ってしまうのです。

結局、発達障害と双極性障害の併発ってどうなの?

実際問題、酷い時の私は、自分がグチャグチャになってしまうような感覚がします。
疲れているのに力が抜けず、脳が常に回転しているような感覚を感じる。もしくは脳が止まっているような感覚がする。うつうつとしているのに、イライラが止まらない。何もかもが騒がしく感じる。
など、他にも色々とあるのですが、この時点でもう、何が起きているのか、何が問題なのかも分からなくなってしまうのです。

ですが、あくまでもこれは「私」の症状であり、人によって全く違うだろうと思います。私の場合は発達障害と双極性障害の併発ですが、不安障害や統合失調症、パーソナリティ障害などの併発もあり、更には前述したように、発達障害と言ったとしても、中身はそれぞれであり「皆同じ!」ということには絶対になり得ないのです。

最近では様々なメディアを通して、発達障害や精神障害の特集が組まれたりもしていますが、きっとメディアでは伝えきれない部分もあるし、障害を持った人の一人や二人をサンプリングして発表したりしても、全てをカバー出来る訳ではないのだろうと感じています。

ですが、そのことが、
「あ、こういったことで困っているんだな」
というような「理解」や「気付き」のきっかけとなれば、良い影響を与えられたりするのではないでしょうか。

しかし、
「これが発達障害者だ」
「これが精神障害者だ」
というように、決めつけたような受け取り方はしないでほしいと私は願っています。