潰瘍性大腸炎、クローン病(IBD)患者のほとんどは「ペンタサ」という薬を処方されていると思います。僕もクローン病を患っていて、毎日ペンタサを飲んでいます。今回はこの「ペンタサ」について少し語りたいと思います。
成分的にはペンタサやアサコールと同じなので、それほど強い薬ではないですね。
なお、薬の特徴としては以下の通り
ペンタサ=小腸で溶けるので大腸下部には効き難い場合がある
サラゾピリン=大腸まで届くが人によっては溶けにくい場合がある
アサコール=だいたい大腸で溶ける— IBD事務局(広島・姫路・UC外科) (@ibd_uc_cd) 2016年10月15日
ペンタサの効果
「ペンタサ」とは、腹痛や下痢といった症状や炎症の悪化を防ぎ、大腸や小腸の炎症を抑える効果があります。クローン病や潰瘍性大腸炎の方のほとんどがこのペンタサを処方されているのではないでしょうか?
あと血便、腹痛、下痢などの症状にも効果があるとのことで、僕は毎日朝食後と夕食後にペンタサを飲んでいます。
ペンタサという薬とアサコールという薬の成分は実は同じです。ペンタサは摂取後の時間経過で効果を発揮しますが、アサコールは体内のpH濃度変化で効果を発揮します。
— 潰瘍性大腸炎を患ったさとりんbot (@UC_satorin_bot) 2017年11月13日
ペンタサは錠剤タイプと顆粒タイプの2種類がある
ペンタサは赤いケースのような包みに入っている錠剤タイプと粒状の顆粒(かりゅう)タイプの2種類があります。僕個人の意見ですが、錠剤タイプは意外と大きくて飲みにくく、薬を口に入れて水でグッと飲み込まないと、たまに喉に引っかかったりすることがあるんです。これがまた「ゴホ!ゴホ!」とむせたり、後で喉が痛くなったりするんですよね(汗)
そのことを主治医と相談したら…
「粒状のようなタイプのペンタサもあるよ。これにしてみる?」
と勧められて、顆粒タイプのペンタサに切り替えてもらいました。苦くもないし、飲みやすくて僕は最近この顆粒タイプのペンタサを飲んでいます。
ペンタサ顆粒って包みが手で切りにくくありません? そしてやっぱり個人手には錠剤が飲みやすかったんで、また戻してもらいました。 pic.twitter.com/AHMdMYBLrU
— イチ@クローン (@seikou813) 2016年8月30日
ペンタサで効き目を感じたことがない…
これはIBD患者の方それぞれだと思いますが、僕はこのペンタサで体調が改善したというようなことはありません。飲んでもペンタサの顆粒は白い粒なので、そのまま白い粒が下から出てくるんです。
「効いてるのかな?」
と思いながらも、クローン病を発症してからずっと飲んでいます。
家事終えて、ほっと一息☕
活発な小学生2人の面倒も見て
もうクタクタ( ´ ▽ ` ).*・゚ここ最近体調優れないな。
ペンタサ2錠1日2回飲んでるけど、効き目を感じず。— m.y (@my7cd) 2016年11月12日
僕の場合はもし体調を改善するなら「レミケード」という点滴薬をしてもらうことで、翌日から一気に体調が回復して、食欲も戻ってきて、仕事にも復帰できる、といった感じです。
ペンタサの効果については、もっと薬剤師の方や主治医の先生に詳しく聞いて勉強して、しっかり頭に叩き込まないといけません。自分のことだし自分の病気ですからね。
潰瘍性大腸炎、クローン病の特効薬といえば「レミケード」「ヒュミラ」「ステラーラ」「シンポニー」といった薬で体調を維持している方も多いです。でもなんとかペンタサでも体調が維持できるようにもなりたい!とも思っています。
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。